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アイデアを売り込むときは、声の響きを意識しよう

アイデアを売り込むときは、声の響きを意識しよう

文章で知性を表現するのは簡単だと思うかもしれませんが、ある研究によると、実際には声の響きのほうが効果があり、自分の考えをより強化できることが明らかになりました。

カリフォルニア大学バークレー校のJuliana Scroeder准教授とシカゴ大学のNicholas Epley教授による一連の実験から、優秀で思慮深く、知的な印象を与えたいときは、文章よりも言語コミュニケーションのほうが明らかな利点があるということがわかりました。両氏は学術誌『Harvard Business Review』でこう解説しています。

文章は、話し手の知性や思慮深さなどの重要な情報をもたらす、パラ言語(イントネーションや声色など)のサインが十分ではありません。人は、意識していなくとも、話すときには自然に声色、速さ、音量、音程のちょっとした変化を通して、それらの合図を聞き手に送っています。聞き手は、それらのサインを自然に解読し、さまざまなことを判断しています。なので、文章では、声と同じような印象を伝えることはできません。

アイデアを文章で売り込みたいときは、何度も推敲を重ねて丁寧に完璧な文章を作り上げる時間を取ることができます。しかし、声は複雑な思考過程を、身体を使ったサインで伝えるようにできているのです。次に良いアイデアが浮かんだら、メールではなく、面と向かって話してみてはどうでしょうか。それでも、前もって考えをまとめる必要はありますが、少なくとも声が果たす役割を理解した上で交渉を始めることができます。

Patrick Allan(原文/訳:コニャック

Photo by Shutterstock.
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