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結局のところ、ビッグデータは私たちの何を変える?

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結局のところ、ビッグデータは私たちの何を変える?

さまざまなソフトウェアに囲まれている現代は、「情報を集めた者が勝者」と言われます。GoogleやAppleといった企業は、数々の便利なウェブサービスを通して膨大な情報を集めています。その理由は、一見役に立たなそうなデータでも、膨大な情報量を集めたり、他のデータと組み合わせたりすることで、これまで見えなかった新しいことが見えてくるから。ビッグデータと呼ばれるこれらのデータは、これからの生活を考えるうえで欠かせないポイントとなるでしょう。

今回はウェブメディア「Mugendai(無限大)」の記事より、ビッグデータが社会に与える影響についてご紹介します。

ビッグデータは世の中を透明にする

国立情報学研究所の所長および東京大学教授を務める喜連川優(きつれがわ・まさる)氏は、今が歴史的な転換点であり、ビッグデータを「世の中を透明にする力だ」と言います。

後世の人が今の時代を振り返るとき、いままさに人類がさしかかっている歴史的な転換点の最前線を駆け抜けていたことが判ると思います。ビッグデータの何が根源的かと言えば、「超精細な観測」です。世の中の構造が透き通って見えるようになり、社会の動きを非常に正確に捕捉することができるようになります。

(中略)

4月に韓国の国際会議に出席しましたが、そこでサムスンがある発表をしました。コリアテレコム(KT=韓国最大の通信会社)が深夜帯のモバイルデータを解析したところ、どの地域に人がたくさんいるのかという分布がかなりクリアに出てきた。それによって深夜バスをどのルートで走らせれば効率的であるかが分かり、実際にルートを変更したというのです。

ヘルスケア領域で期待されるビッグデータ活用

ビッグデータの活用で特に大きな成果が得られると期待されているのがヘルスケアの分野です。例えば、人々がかかる病気は全国でまんべんなく発生しているわけではなく、県によっては特定の病気が多かったりとばらつきが見られます。喜連川氏は、これらの統計データを活用することで、医療内容を地域に合わせて合理化できると語ります。

これまで病院の医療サービスは全国一律の内容で展開するのが当たり前でしたが、県によって病気の発症率が違うのですから、地域の事情に合った医療内容に変えるのが当然合理的です。もちろん医療に従事されておられる方は、多分こうだろうなと何となく感じておられたこととは思いますが、現実のデータを見ることで非常にすっきりと正確に把握できます。

データを元に決定を下すのであれば、公平性が保たれるというメリットもあります。下のリンクからは、すでにビジネスの分野で応用されているビッグデータ活用の例、また教育分野での活用例なども詳細に紹介しているので、合わせて読んでみてください。

ビッグデータ、それは世の中を革新する根源的な原動力だ(前編)|Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

Photo by Shutterstock.
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