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最高の履歴書はレオナルド・ダ・ヴィンチに倣え

最高の履歴書はレオナルド・ダ・ヴィンチに倣え

99u:履歴書は、将来の雇い主になるかもしれない相手に対して、最初に印象を与えるもの。しかし、果たして履歴書がどの程度のインパクトを与えているかご存じですか?

2000年に行われた、トレド大学心理学部の2人の学生による研究を見てみましょう。この研究で判明したのは「面接に費やした時間はすべて、すでに形作られた印象の確認作業でしかない」。第一印象を与えるのには30秒もかからないわけですから、実際のみなさんに対する期待値を決めるのは、まぎれもなく履歴書なのです。

では、履歴書で、可能な限り、最高の第一印象を与えるにはどうしたらいいでしょうか。Marc Cenedella氏はレオナルド・ダ・ヴィンチの履歴書をテンプレートとして用いることを奨めています。

彼の履歴書を見れば、彼は過去の成果を列挙したりしていないことに気づくでしょう。彼は、サンベルナルド礼拝堂の祭壇画について言及したり、過去に設計した大砲を挙げ連ねたり、Andrea di Cione氏のアトリエでの職歴触れたりは決してしない代わりに、将来の雇用主のために自分が何ができるかを売り込んでいるのです。

みなさんの履歴書もこうあるべきなのです。長たらしいリストやありきたりな略歴ではなく、将来の雇い主にもたらす利点や、雇い主が必要としているもの、欲しいと思っているものに、みなさんがどう当てはまるかを示すマーケティング資料であるべきなのです。

一度立ち止まって考えてみると、この履歴書作成のアプローチは大変理にかなっているのです。

履歴書で最高の第一印象を与えたいと思うのであれば、過去の成果について書きたくなってもガマン。会社のニーズに応えるのみならず、それを上回るような価値を生み出すために、過去の経験をどのように活かせるかを詳細に語る方がいいのです。どんな仕事も、その目的は感心させることではなく要求を解決することにあります。したがって、みなさんの履歴書は、自分がそれらの要求を十二分に満たせることを示すべきなのです。

理想的な履歴書を作成するには、どこの会社の、どのようなポジションで、その職にはどのような課題や責任が伴うのかなど、まずはリサーチが必要です。

同様のニーズに対し、過去にどのような結果を残したのかを明確に例示(Googleがよく履歴書で探すタイプの内容です)するのも出だしとしてはいいですが、「過去の経験をどのように活かせるのか」を詳細に例示する方が、将来の雇い主がみなさんのビジネス的な価値を見出すのに役立つのです。過去の経験が仕事、趣味、いずれに関連するものであっても、現行のビジネスにどのような価値を付加できるかを説明できれば、肯定的でインパクトの強い印象を与えられるでしょう。

繰り返しになりますが、最高の履歴署とは、みなさんについて書かれているものではありません。その仕事に必要とされることに対し、何ができるのかが書かれているものであることを忘れないでください。

The Best Resumé Looks Like Leonardo da Vinci's|99u

Tanner Christensen(訳:コニャック

Photo by Shutterstock.
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