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収入が上がったら、ライフスタイルのインフレという「金の手錠」に注意しましょう

収入が上がったら、ライフスタイルのインフレという「金の手錠」に注意しましょう

収入よりも支出を低く抑えるというのは、財産を築くための最も基本的なルールです。しかし、多くの人々は、時々贅沢をしたり便利だからといって、本来使うべき金額より多く出費してしまうものです。一度このライフスタイルに馴染んでしまうと、それは簡単に習慣になっていまいます。かろうじて住む場所を確保できるような、本当にその日暮らしの生活をしている人々もたくさんいます。しかし意外に思うかもしれませんが、「自分は貧乏だ」と多くの人が感じるのは、欲しいものにたくさん出費している時なのです。これらの小さな贅沢が積み重なり、支出と収入の差が縮まり、お金を貯めることが難しくなります。

しかし、貯蓄の面だけではなく、財力を超える生活をすることの欠点がもう1つあります。それは柔軟性に欠けてしまうことです。つまり、それが自分を束縛するかもしれないものであっても、特定のライフスタイルに慣れてしまうのです。『The Simple Dollar』の著者Trent Hamm氏は、これを「金の手錠」現象と呼んでいます。

人々は高収入の職に就くと、大きな家や素敵な車を買う「余裕がある」と思ってしまい、ローンで購入するのですが、これにより莫大な住宅ローンの支払いと車代の支払いを強いられることになります。

そうすると転職を選ぶことは極めて困難になり、それまで以上に失業を怖れるようになります。

将来柔軟性のある家計を築こうとしている皆さんに対する私のアドバイスは、キャッシュ・フローを最大化することです。これは、収入と必要な支出との差額のことです。

苦労して手に入れたお金を決して使うべきではない、というわけではありません。自身の財力の範囲内で暮らすことが重要であることの理由を付け加えただけです。すなわち、費用がかかるライフスタイルに「囚われる」ことのない自由、それに加えて柔軟性を伴った選択の自由です。

Kristin Wong(原文/訳:Conyac

Photo by H. Michael Karshis.
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