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守銭奴にならず、道具としてお金を使いこなそう

守銭奴にならず、道具としてお金を使いこなそう

パーソナル・ファイナンスに関して言うと、私たちはお金を得ること自体を目的とみなす傾向があります。特定のものにお金を使う習慣を単純に良いか悪いかの二項対立で判断してしまうのです。お金をこのような考え方で単純化してしまうと、個人の財源の扱い方を大きく制限してしまうことになります。金融ライターのCarl Richards氏によれば、一般的にお金は消費と貯蓄、2つの観点から考えられています。つまり、消費は悪いことで貯蓄は良いことだと。

しかし、このような考えを基礎にしてしまうと、本当に消費が必要な時にでさえ、お金を使うことに罪悪感を覚えることになってしまいます。ただ貯蓄をしなければならないという考えに過度に捕われてしまうのです。そうならないために、彼はお金を役立てるべきもの、つまり道具として考えることを勧めています。

道具は、それを得ること自体が目的ではありません。棚に置いたままにされ、ほこりをかぶってはいけないのです。ですから、私はお金を貯蓄するべきものか消費するべきものかという観点から考えるのではなく、使うべきものという観点で考え始めました。お金は使って動かすために存在するのです。

お金は私たちからほかの人へと回り、また戻ってくるものです。お金を貯蓄するのは、後で使えるように一時的に保管をするというだけです。お金を使うということは、消費するわけでも浪費するわけでもありません。何かしらの用事を片付けるために、利用できる最良の道具として使っているのです。

このようにお金に対する考え方を切り替えることは、はっきりとは捉えにくいものですが、貯蓄や消費に対する気持ちを変えてくれるものです。もはや良いとか悪いとか、肯定的だとか否定的だとか考える必要はないのです。行動の結果に焦点を当てましょう。

Richards氏は、お金について、より論理的に考えることを勧めています。あなたの日頃の習慣に対してではなく、お金を使う目的に焦点を当てて考えましょう。

もちろん、お金は、たとえば経済的自由や高いセキュリティといった、特定の目的を実現するものであることは確かです。しかし、結局のところは目的達成のための手段にすぎないのです。

Kristin Wong(原文/訳:コニャック

Photo by Shutterstock.
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