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研究でわかった、仕事のメールで顔文字が与える効果

研究でわかった、仕事のメールで顔文字が与える効果

「80年代にすでに顔文字は普及していた」という事実があるにも関わらず、現在でも仕事の場で顔文字を使うのには少し違和感があるかもしれません。しかし、研究によると、これらの「感情を絵で表現する」ことは、実際のところコミュニケーションに良い影響を与えることがわかっています。

例えば、Missouri-St. Louis大学(ミズーリ大学セントルイス校)における研究で、笑顔の顔文字を仕事上のメールで受け取った場合と、社交的なメールで受け取った場合とで人がどうそれを受け取めるかをテストしました。研究者らは、それぞれのグループの参加者に2つのメッセージを送りました。1つはふざけたメッセージで、もう1つは仕事の面接の要求を先延ばしにするメッセージですが、それぞれにいくつかの顔文字を入れました。結果は、両方のメールに顔文字が入っていることでメッセージの受領者は送信者により好感を持ち、また、送信者側も受領者により好感を持ちました。仕事上のメールでさえ、送信者の信憑性には全く悪影響はありませんでした。

タスク指向の内容では、信頼性またはプロ意識を表現するために感情を表に出さず、冷たく無愛想なコミュニケーションが普通です。メールで顔文字を使うとフレンドリーで感情的で個人的なメッセージになってしまいその意図が達成できないというのです。

肯定的な顔文字を使えば、否定的なフィードバックの打撃を軽減することができ、受領者は評価送信者からの評価の正しい意図を理解できるようになります。最も納得できることで言えば、顔文字を使うことで、概して職場をより楽しく感じるという結果も出ています。

メールには表情や他の非言語的な情報がないために意図の解釈に苦しむ場合があります。しかし、顔文字があれば助けになるかもしれないのです。顔文字によって遠方にいる社員がメッセージの感情的な部分をより正確に「読み取る」ことができるようになり、メッセージを明確化して会話の雰囲気をより「楽しい」調子にすることでメールに関わる攻撃や対立を軽減できる可能性があります。

次に笑顔マークを同僚やクライアント宛のメールに入れるべきかどうか迷った時には、疑念があってもそれを受け入れて試しにやってみてください。どちらかといえば、自分本位な理由でもいいのでやってみてください。2008年に発表された『Journal of Information & Management』の研究によると、絵文字を使っている人は「楽しみや個人的なやりとり、豊富な情報、実用性に関する肯定的な影響」を実感しているということです。

Why It's OK to Use Emoticons At Work ;)|99u

Allison Stadd(訳:コニャック

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