特集
カテゴリー
タグ
メディア

他人を邪魔せず、他人から邪魔されず、グループの会話に上手に入るコツと心構え

他人を邪魔せず、他人から邪魔されず、グループの会話に上手に入るコツと心構え

話好きで、大勢での会話の回し方も心得ている人もいますが、話すのが苦手な人は、輪の中にいても無視されているような気になる人もいます。今回は、グループでの会話にうまく入っていくためのコツと心構えをご紹介しましょう。

グループの会話がどんなものかを知る

150201group_method2.jpg

人に話を聞いてもらえていない気がして悩んでいる...という場合、意外かもしれませんが、気にし過ぎているだけだということがよくあります。会話には知性やユーモアが大事だと思っているかもしれませんが、社交の場でグループで話す時の会話なんてぐちゃぐちゃなものです。「Succeed Socially」というWebサイトの設立者のChris MacLeodさんは、複数人の会話で起こっていることをこんな風に言っています。

グループで話していて嫌な気分になる時というのは、会話が自分の思うように進まなかった時です。礼儀正しく整然と進められそうだったのに、そうならなかった時です。もっと知的で刺激的な話になるかと思いきや、そうではなかった時です。静かに話していれば、話についていけたのに、うるさくてついていけなかった時です。他の人が、話に入る隙を与えてくれなかった時です。

誰かが話にかぶってきたり、冗談に反応してくれなかったからと言って、落ち込む必要はありません。MacLeodさんは、グループの会話というのは"騒音と混沌の渦"だと言っています。深い話や、冷静な議論にはなりにくく、会話に参加していた人も、後でどんな話をしたかほとんど覚えていません。

自分で思っているほど、他の人はあなたのことは考えていない、ということだけは覚えておきましょう。みんなが邪魔をし合いながら、一度に話していて、話題も常に変わっていきます。グループの会話は急に変わる混沌としたものだと思っていれば、もっと気が楽になるかもしれません。バチャバチャやっている子どもが一杯いるプールだと思って、たまに飛び込んでみたり、流れに身を任せたりして楽しみましょう。

会話に入るためには位置取りが重要

150201group_method3.jpg

会話に入る準備ができたら、自分がどの位置で会話をしたいかを考えましょう。できるだけ自分に有利な状態でいたいと思うのであれば、会話をしているグループの端をうろついてはいけません。Jenni B. Bakerさんはブログ「Goodwill」で、会話にどの程度入ることができるかは、位置取りによって明らかに変わってくると言っています。

テーブルの端に座っている場合は、会話から抜けるのは簡単です。真ん中に近い位置にいれば、会話の中心になって回すことができるだけでなく、自分が会話の中心だということを潜在的に強化することになります。

グループの真ん中近くに座り、会話の輪に入り、できるだけグループ全員の顔を見るようにしましょう。それでも会話に参加しているように見えなければ、多分会話に参加するのは無理です。

立ち居振る舞いに気をつけ、良い聞き手になること

150201group_method4.jpg

どんな社交の場でも、立ち居振る舞いはとても重要です。自分が自然と座ったり立ったりする時に、どんな風に見えているのか、鏡を見てチェックしてみましょう。

社交的に見られたい? もっと気さくに見える身振り手振りを練習しましょう。何か言いたいことがあるように見えなければ、他の人は気に留めてくれません。

腕を組んだり、ずっとうつむいていたり、そわそわしたり、理由もなくキョロキョロするのはやめましょう。Lea McLeodさんは「The Muse」で、心を開いて話す準備ができているように見える"中立的な聞き手のポーズ"を練習するのを勧めていました。

特定の表情を浮かべず、うなずいたり微笑んだりもせずに聞いた方がいいと教わったことがあります。無表情になったり、うつろな目をするという意味ではありません。単に「聞いていますよ」ということを伝える中立的な表情をするという意味です。人の話を聞いている時は、自然と相手の言っていることに体が反応することがよくあります。

たまにアイコンタクトをしたり、うなずいたりするのは、相手に本当に聞いているのだなと伝わります。一番難しいのは「本当に」相手の話を聞くことです。相手が明らかに自分に向かって話している時は特に、ぼんやりしたり、相手が話し終わったらどう返そうかと考えたりしないようにしましょう。

大声で話すか、静かに話すか

150201group_method5.jpg

会話の内容や、どんな人と話しているかによって、話し方も変えた方がいいでしょう。一般的には、イベントやパーティーなど大人数で話している時は、大きな声で賑やかに話します。そういう場であまりにも静かに話していると、結局独り言みたいになってしまいます。しっかりと、お腹の底から声を出し、自分の言葉で話していれば、みんな話を聞いてくれます。自分の言いたいことを十分に伝えきれていないかもと思っていると、相手が話に割り込んできます。大きな声で自信を持って話しましょう。

グループで会話する時は、必ずしも飲み物を飲みながらではありません。職場や、静かな場所、仕事での集まりなどでは、話し方を変えた方がいいでしょう。「My Super Charged Life」でEduardさんは、大きな声で話すよりも、静かに話した方が注目されると言っています。

問題は、相手に話が聞こえないということではありません。自分の力が伝わっていないから、注目が集まらないのです。ポイントは、深い話を、はっきりとしたトーンの小さな声で、神経質にならずに話すことです。この話し方だと、自分の言っていることに自信があるということが伝わり、相手は話を聞くようになります。

声のトーンもボリュームを下げると、聞かなければならないことを話しているように見えます。大事なのは堂々と振る舞うことなので、声の大きさはさほど重要ではありません。

自分の話を邪魔されないように、礼儀正しく割り込む

150201group_method6.jpg

なれるものなら良い聞き手になった方がいいですが、グループでの会話というのはある種、「戦場」です。大人しく受け身に回る時だけでなく、いつ攻撃を仕掛けるべきかも知らなければなりません。会話に割り込んで入るしか手がないこともあります。残念ながら、いつなら割り込んでよくて、いつはやめておいた方がいいかは、話しているグループによっても違います。確実に見極めるには、リスクを冒して実践で学ぶしかありません。

できるだけ礼儀正しくしていれば、話に割り込む適切なタイミングが分かるようになり、上手くなっていきます。できるだけ軽妙に、謝りつつ、ユーモアを織り交ぜるようにしましょう。会話の中に友だちがいる場合は、友だちが話してるタイミングを狙いましょう。

会話に割って入ろうとしているのはあなただけではありませんから、そこまで申し訳ないと思わなくてもいいです。他の人があなたの話に割り込んできたら、議論を戦わせましょう。大事なことを言っている場合は(話のオチなど)、「最後まで言わせて!」と言いましょう。遠慮して譲ってばかりいる必要はありません。できるだけ理由をつけて、自分の言いたいことを言いましょう。礼儀正しく、だけど時に頑固に。笑顔と譲り合いと感謝の気持ちを忘れなければ大丈夫です。

Patrick Allan(原文/訳:的野裕子)

Photo by Morgan, Jimmy Baikovicius, Loren Kerns, Francisco Osorio, Frederick Dennstedt, Coffee Party USA.
swiper-button-prev
swiper-button-next