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クラウドファンディングの「Makuake」が目指す、「世界に誇れるものづくり」を育てるインフラ【Ventures High 2015】

クラウドファンディングの「Makuake」が目指す、「世界に誇れるものづくり」を育てるインフラ【Ventures High 2015】

ライフハッカー新年企画「Ventures High 2015」では、私たちが注目するベンチャースピリットあふれる企業にお声がけし、昨年の振り返りをはじめ、2015年にかける意気込みや展望、そして今オススメの本を聞きました。記事の中で話されているさまざまなことが、今年の新たな潮流となっていくのかもしれません。1月5日より1月9日にかけて展開していきますので、ぜひご注目ください。

今回登場するのは、クラウドファンディングサイトの「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングです。

新年明けましておめでとうございます。Makuakeを運営するサイバーエージェント・クラウドファンディング代表の中山です。

クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」は個人でも会社でも新たなプロダクトやコンテンツやお店などのアイデアをサイト上でアピールすることで、賛同者から資金を集められるサービスです。150106makuake2.jpg

飲食店の立ち上げなど、ユニークな活用例が増えてきた2014年

2013年の8月にスタートしたMakuakeでしたが、ようやく1年を迎えた年でした。その中でも、いよいよクラウドファンディング自体の認知を拡大していく上で非常に良い成功事例が整った年になったと思っています。というのも、もともと映画や音楽やチャリティなどの分野では日本でも着実に活用が進んでいたのですが、面白くてワクワクするようなプロダクトといった分野での活用は2014年になるまではほとんどなかったのです。

「クラウドファンディング」というと、欧米の事例のイメージもあって、新しくて面白いプロダクトが次々と生まれてくるイメージを持っている人も多かったと思うのですが、実は日本ではそういったことができるメイカーさんにほとんど使われていないという悲しい状況がありました。

そこで、モノづくり大国ニッポンのそういった状況を前へ前へ進めたいなと思い、新しいモノづくりのスイングをどんどんしてもらえるプラットフォーム作りを進めて行ったところ、だんだんと日本からもモノづくりのプロジェクトがMakuakeを活用してクラウドファンディングを実施する事例が増えていきました。今は、活用が進んできて、個人メイカー、ベンチャーメイカーはもちろん、世界的大企業メイカーにまでMakuakeを活用してもらえるようになっています。

母体の規模に関係なく、アイデアで勝負できるプラットフォームという意味でも非常に面白い形に広げられて良かったなと思っています。メイドインジャパンの面白いプロダクトの代表的な例だと「雰囲気メガネ」「草野球専用バッグ」「着せ替え腕時計Knot」「電子ペーパー腕時計FES Watch」「LED電球 Siphon」「Qrio Smart Lock」などは非常に話題になっていたのでライフハッカーの読者さんもご存知の方がいるかもしれません。

さらに、これまた今までになかったジャンルですが、飲食店や専門店などがオープンする際にMakuakeを活用してもらえることも増えて来たのが2014年の特徴でした。日本最高額の3,000万円を記録した(14年12月16日時点)「メンズエステサロンBULK HOMME(バルクオム)」や、馬肉に特化したお店「Roast Horse(ローストホース)」はMakuakeで集まった資金を利用して既にお店もオープンしており世間でも話題のお店となっており、新たな活用の可能性を切り開いてくれました。

「武士道」で、日本人の魂を学ぶ

私が個人的に影響を受けた本として、新渡戸稲造著の『武士道』をご紹介します。日本の素晴らしさを初めて世界に知らしめた本であり、世界を舞台にするにあたり決して失ってはならない日本人の魂を書いた本です。

2015年は、グローバル展開の元年になる

Makuakeに載せることで日本で話題になったプロダクト系のプロジェクトは国外のネットメディアでもニュースになることがわかりました。やはりモノづくりにおける日本ブランドはまだ生きており、さらに日本人に認められているクオリティであるということは国外への道を開く鍵となるようです。

今後もMakuakeからそういったプロジェクトが次々とスタートしていきますので、実は現在、急いで多言語化対応を進めています。2013年の立ち上げ時に頭に描いた事業計画でも2015年はMakuakeのグローバル展開の元年になると位置づけていますので、まずはメイドインジャパンのプロダクトやコンテンツをどんどん世界に展開していきたいと考えています。

嬉しい事に、日本でもIoT分野のチャレンジャーが活性化してきている感覚があります。こういった新たなテクノロジープロダクトのアイデアのスタートもどんどんサポートしていきたいと思います。

2015年は日本にクラウドファンディングが定着するか、こういったインフラが無くなり国としても新規事業を創造する競争力に更に差をつけられてしまうかのターニングポイントだと考えていて、とても大袈裟で笑われそうですが、私たち自身はそういった覚悟を持って臨んでいきます。

日本から次々と新しいプロジェクトがスタートを切れるよう尽力してまいりますので、是非とも引続き応援よろしくお願いいたします。

Makuake(マクアケ)

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(株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング 代表取締役社長 中山亮太郎)

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