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大掃除でHDDを破棄するときは「初期化の方法」に気をつけて

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大掃除でHDDを破棄するときは「初期化の方法」に気をつけて

年の瀬が迫ると、会社の大掃除で古いPCを処分することがあるはずです。HDDを廃棄する場合は「初期化してから」が基本ですが、注意しないと悪意を持った者に、HDD内のファイルを取り出されてしまう可能性があります。ファイルを消去せずに、その管理情報だけを消す初期化方法があるためです。

個人情報や社内の機密情報を扱っていたPCのHDDであれば、少しばかり手間をかけても確実に消去した方が良いでしょう。確実な初期化作業は、難しいことはなく、面倒なこともありません。具体的にどのような方法を取るかといえば、HDDの空き領域をゼロで埋めてしまう方法です。WindowsとMacで手順が異なるので、別々にご紹介します。

Windowsの場合

まず、エクスプーローラーで廃棄したいHDDをフォーマットした後で、マイクロソフトが公開しているツール「SDelete」を使うのが簡単です。

Dドライブが破棄対象のHDDならば、コマンドプロンプトで以下のように実行します。このコマンドは、空き領域にゼロデータを3回書き込んでいます。ちなみに、ゼロデータを3回書き込む理由は、3回同じデータを書き込むと、磁気媒体の確実な消去に関する米国エネルギー省規格に準拠するためです。これを7回にすると、米国防省「5220-22-M」の規格に準拠します。

sdelete -p 3 -c D:

141214_hdd_clean01.jpg

実行中はパーセントで進行状況が表示されます。

Macの場合

Macの場合は、「ディスクユーティリティ」を使います。

破棄するHDDを選択して、消去の「セキュリティオプション」で、最も安全のひとつ手前までスライダーを動かします。これで、ゼロデータを3回書き込むようになります。

141214_hdd_clean02.jpg

ご紹介した方法は面倒ではありませんが、時間がかかります。特に大容量のHDDをひとつずつ処理していると年が明けてしまうので、何台かに分散して作業をする方が効率良く進められます。初期化に、非常にCPUパワーが必要になるワケではないので、普段使っていないPCを使うのも効率良くするめる方法のひとつです。

(傍島康雄)

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