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自己管理能力が高い人は誘惑を回避することが得意

自己管理能力が高い人は誘惑を回避することが得意

意志の力や自己管理能力を高める方法は、米Lifehackerでもこれまで何度も記事にしています。でも、自己管理能力が高いと目される人たちは、そもそも強い意志の力を求められる状況に陥らないよう誘惑を巧みに回避しているのだと、米紙『Wall Street Journal』の記事が指摘しています。この記事は、専門誌『Personality and Individual Differences』に掲載された最新の論文を紹介したもの。被験者の学生らをさまざまな誘惑に向き合わせ、どんな風に自分をコントロールしているかを調べています。『Wall Street Journal』の記事から引用します。

学生らに、アナグラム(文字を並べ替えて別の言葉をつくる問題)を解いてもらうと予告し、作業場所には騒々しい学生ラウンジのほか、静かな研究室も選べるけれど、こちらは今すぐには空きがないので待つことになる、と伝えました。自己管理能力が平均以下の学生では、37%が研究室での作業を選び、63%はラウンジを選びました。これに対し、自己管理能力が平均以上の被験者では、53%が研究室を、47%がラウンジを選びました。

研究チームはこの結果をもとに、自己管理能力の高さとは、集中の邪魔になる刺激に「打ち勝つ」ことよりも、むしろ刺激を「避ける」ことと結びついているようだと書いています。

意志の力というトピックは、一筋縄ではいきません。今回の研究も決して、自己管理能力にまつわる疑問へのファイナルアンサーではないのです。とはいえ、この研究はたしかに良いところをついています。意志の力を強くして誘惑を退けるよりも、意志の力の必要な状況を意識的に避けるというアプローチが効果を発揮する場合もある、ということです。なお、意志の力が試される難しい局面を避けるには、自分にとって何が仕事をはかどらせる良いトリガーになり、何が集中の邪魔になる悪いトリガーになるのか、その両方を知っておくと役に立つでしょう。

The Secret to Resisting Temptation | The Wall Street Journal

Thorin Klosowski(原文/訳:江藤千夏/ガリレオ)

Photo by Joel Mondes de Oca.
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