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小さな努力こそがカギ:キャリアの下積み時代を生き残るための心構え

小さな努力こそがカギ:キャリアの下積み時代を生き残るための心構え

天才と同じレベルのものを作れるようになるまで、アマチュアには平均して10年が必要である。カーネギーメロン大学で認知心理学を教えるJohn Hayes氏は、このように述べています。彼は、ミュージシャンや画家、作家たちは、最低10年間の努力を経た後にやっと、最高傑作を生み出している傾向があることに気付きました。

いくらやる気がある人でも、Hayes氏が「10年間の沈黙」と呼ぶこの下積み期間を切り抜けるというのは、かなり苦しいものです。でも安心してください、切り抜ける方法はちゃんとあるのです。起業家であるJames Clear氏は自身のブログで、下記のような説明をしています。

日々生み出すものは、大きいものであったり、印象的なものでなくて良いのです。うまくいかないと感じる方が良いでしょう。苦労や挫折は、実は多くの場合、スキルの向上や成長なのです。

お金にならなかったり、誰にも認められることがないように思えたりする場合も、実は自身の最高傑作を見いだすために必要な代償となることがしばしばあります。言い換えると、一見失敗と思われることも、成功の土台になることが多いのです。

「10年間の沈黙」の間に、ジレンマに陥ることが頻繁にあるでしょう。憧れている作品や刺激を受けた作品に見合うような、もっと優れた作品を生み出したいのに、必要な才能や技量が足りていないなどといったことです。

その解決法は、何でもいいから能力を伸ばすためにできることに焦点を当てることだ、とClear氏は説明しています。作家であれば、1段落だろうと数分だろうと、とにかく毎日少しずつ執筆をするということです。デザイナーの場合は、たとえそこに価値が見いだせないとしても、常に作品を生み出し続けることになります。このような小さな努力を継続して行うことこそが、アマチュアとプロとのギャップを埋めるスキルを身につける方法なのです。

それはひょっとすると、満足できる一文を生み出すのに、ひどい文章を10段落書かなくてはならないということかもしれません。あるいはどの色を使うか決めるまでに、10のデザイン構想を練りださなくてはならないということかもしれません。失敗にも負けずに努力を重ねて生み出す作品の数が多ければ多いほど、手ごわい「沈黙」の年月を生き伸びる可能性も高くなるのです。

How to Survive the Years of Being a Nobody|99u

Tanner Christensen(訳:Conyac

Photo by ShutterStock
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