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世界のコワーキングスペース:ベトナム・ホーチミン「Work Saigon」

世界のコワーキングスペース:ベトナム・ホーチミン「Work Saigon」

世界各地にあるコワーキングスペースを訪ねる連載企画「訪ねた世界のコワーキングスペース」。前回の早川氏のレポートに続いて、今回は、ベトナムのホーチミンに居心地のいいコワーキングスペースを紹介します。名前は「Work Saigon」といいます。値段ですが、ここは月単位でデスクを借りるレジデンス契約が基本で、ひと月200万ドン〜(日本円で約1万円)です。1日のドロップインは、併設のカフェスペースを利用可能。ふつうにカフェとして利用すれば、とくに使用料はいらないそうです。

場所は、繁華街からタクシーで10分くらいの、日本領事館などもある、都心に近い住宅街「3区」にあります。ホテル街からも近く便利な場所にあります。

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ネット環境もまったく問題なしで、筆者が計測したところでは、ダウンロードが25MB/s、アップロードで28MB/sのスピードが出ていました。2Fのレジデンスエリアはいくつかの大きな部屋に別れていて、メンバーはかなり広々と使える感じ。1Fのカフェスペースも20席くらいあって、庭には小さなプールもついています。

オーナーのトゥワンさんのお話では、カフェ利用者と合わせて、毎日出入りするのは40人くらいだそうです。筆者が訪ねた日は、ベトナム人を中心に、現地在住の欧米人なども見かけました。

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オーナーのトゥワンさん

日本人には会いませんでしたが、日本語が少し話せるアメリカ人がいるというので、オーナーに紹介してもらい、少しおしゃべりしました。

トーマスさんは、ベトナムに住んで3年、自身のデザイン会社を経営しています。この日は、4歳になる息子さんと一緒に来ていました。このあたりからも、Work Saigonのオープンな雰囲気がご察しいただけるかと思います。トーマスさんも、普通のカフェで仕事するより快適だし、面白い人たちと知り合えるからここに来る、と話していました。

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トーマスさん(左)と息子のりゅうせいくん(右)

Work Saigonでは、プログラムやデザインなど、さまざまなクラスやワークショップを常時開いていて、ちょっとした教育センターにもなっているとのことです。

内装などは非常にシンプルで、少しイスが堅いなど問題あるものの、不思議と居心地がよく、つい何時間も過ごしてしまいます。スタッフもみんなフレンドリーで気持よく、結局筆者は、滞在期間中、ほぼ毎日通うことになりました。

そして、個人的にうれしかったのは、コーヒーのおいしさ。ベトナムはコーヒー文化が根づいていて、コーヒーがおいしいカフェがたくさんあるそうですが、Work Saigonも例外ではありません。下の写真のルアンさんは、ホーチミンでナンバー1のカフェラテ・アーティストとのこと。隣のフユンさんもバリスタの勉強をしているそうで、コーヒー意識がとっても高いのがうかがえます。また、Work Saigonはケータリング事業もしているそうで、ランチやデザートもとても美味しかったです。

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カフェスタッフのフユンさん(左)とルアンさん(右)

旅行中にまとめてメールを処理したいとか、ちょっと現地の人と話してみたいときに、気軽に利用できる場所です。

訪問初日、夜9時近くまで作業をして帰ろうとすると、表のゲートの鍵が閉まっていて出られません。スタッフを呼びに行くと、フユンさんが鍵を持って出てきてくれました。きっと夜間は防犯のために施錠するのでしょう。フユンさん、鍵をがちゃがちゃと回して、「あれ? 鍵が壊れてるわ。今日は帰れないわね...。ここに泊まるしかないね!」とニッコリ。 もちろん、すぐに開けてくれたのですが、こんな軽い冗談も一人旅の身にはうれしいもの。翌日も自然と足が向かいました。

ホーチミンを訪れる機会があったら、ぜひ立ち寄ってみてください。

Work SaigonのFacebookページにも写真がたくさん載っていますので、気になる方はチェックです。

(伊藤貴之)

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