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チームの力を活かすなら「個人の功績」を認めるより「集団の功績」として認めたほうが良い

チームの力を活かすなら「個人の功績」を認めるより「集団の功績」として認めたほうが良い

アイデアは、自分にとって特別なものです。自分のアイデアは認めて欲しいものです。しかし、大きな成功によって認めてもらおうとして功績を奪い合うと、結果としては協力を妨げることになるのです。グループ全体の功績を認め、より協力して作業が出来るように働きかける方が賢明でしょう。デザイン関連のブログ「Misc」の説明によると、最良のアイデアやイノベーションは、個人よりも集団によって作られることが多くなってきているようです。異なった分野の協力(例えば、デザインチームと技術チームなど)は、どちらかのグループだけで独自にやる場合よりも良い結果を産むのです。同じ観点で、個人の特定のアイデアに対して功績を認めるような体制にしてしまうと、より個人のことを考えるようになり、結果として他人のアイデアを柔軟に受け入れられなくなる可能性が高くなります。

都市計画を依頼する場合に、建築家だけに任せることはないでしょう。建築家はそれを使う人よりも建物にこだわる傾向があります。だから多くの建物が、住む人や、そこで働く人にとっては不便なものになってしまうのです。実用性は、製品のデザインに大きく依存しますが、実用性は気にしないとでも言わない限り、製品開発を社会科学者に任せたりすることはないでしょう。また、ソフトウェア開発をエンジニアに一任したらどうなるかはご存知でしょう。結果的に、一般の人々向けではなく、エンジニアしか使えないようなソフトウェアになってしまうのです。

異なった分野の人々を問題解決の場に招くことは、他にも利点があります。成功を収めるために重要なテクニックとしては、文脈的に並べることも有効です。1つの文脈上で、アイデアやもの、過程、原則などを同じ列に並べると、通用語が違う意味を持つ可能性に気づくかもしれません。他の分野のレンズを通して問題を見ることによって、1人の基準や限界を越えて考えることができるようになるのです。また、そうすることによって、物事を新しい視点から捉えることができるようになり、今までとは全く異なる考え方や発想を組み合わせることで、異なる分野の人が集まることで初めて生まれる新たな発送や経験に変えることができるようになるのです。

組織の上司の方は、部下の貢献に対して具体的な配慮をしたり、感謝の気持ちを部下個人に表しても良いでしょう。しかし、個人に功績を与えるということは、個人間での競争を生み出すことは覚えておいてください。集団に功績を与えれば、「協力して働いているんだ」という雰囲気を生み出すのです。

Breakthroughs Belong to No One|Misc Magazine via 99u

Eric Ravenscraft(原文/訳:Conyac

Photo by Normal Lear Center.
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