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少しずつわかってきた「Windows 10」の新機能たちをおさらい

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少しずつわかってきた「Windows 10」の新機能たちをおさらい

マイクロソフトは9月30日(米国時間)、次期バージョンのWindowsを報道関係者向けに公開しました。ややこしいことに、「Windows 9」ではなく「Windows 10」と名づけられるそうです。さっそく、搭載予定の機能を見ていきましょう。

もっとも、30日のプレスイベントでは、新機能の一部が紹介されただけ。それにマイクロソフトも、Windows 10はまだ開発の初期段階にあり、多くの点は今後変更になる可能性があると釘を刺しています。未発表の新機能がたくさんあるだろうことは、言うまでもありません。それでも、一端が明らかになった新機能の大部分はかなりの好印象でした。以下に紹介していきます。

Windowsの次期バージョン、名前は「Windows 10」

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ごちゃごちゃ言っても始まりません。マイクロソフトは、特に明白な理由を示すことなく、Windows 9というバージョンを飛ばしました。その真意は勝手に想像しておきましょう。ネットでもいろいろなジョークが飛び交っています(筆者のお気に入りはこちらだとか)。さて、この話はここまでにして、本題に行きましょう。

スタートメニューが帰ってくる!

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マイクロソフトは今年4月に、Windows 8のアップデートでスタートメニューを復活させると発表していたのですが、どうやらこの件はWindows 10までお預けになったようです。次世代のスタートメニューは、おなじみのあの使い心地に、Windows 8の要素を取り入れたものとなるそうです。

たとえば、サイズ変更や並べ替えの可能なライブタイルが組み込まれるほか、スタートメニューそのもののサイズも、好みに応じて変えられます。マイクロソフトによると、ここでの目標はパーソナライズだそうで、自分の使いやすいようにスタートメニューを変更できるのです。また、スタートメニューにはユニバーサル検索機能が追加されます。なつかしのスタートメニューの検索ボックスに似ていますが、ウェブ検索の結果も表示できます。

Modernアプリをデスクトップ上のウィンドウで実行可能に

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これまた4月に予告されていたことですが、マイクロソフトは今回正式に、Modern UIのアプリをデスクトップでも使用できるようにするそうです(現在のWindows 8でも、『ModernMix』を使えば、同じことが実現できます)。ユニバーサル・アプリと呼ばれ、ほかのデスクトップ・アプリとほぼ同様に、デスクトップ上のウィンドウ内で動作します。

ウィンドウの一覧表示と仮想デスクトップでマルチタスク

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Mac OS XやLinuxからヒントを得て、マイクロソフトはようやく、2つの人気機能をWindowsに追加しました。まずはMacの「Expose」に似たマルチタスク機能。「Task View」(タスクビュー)の名称で、開いているウィンドウすべてを一覧表示できます。また、仮想デスクトップを複数作成してウィンドウを管理できます(Macの「Spaces」と同じような機能です)。これらのマルチタスク表示に切り替えるには、タスクバーに新しく追加される「Task View」ボタンを使います。

また、スナップ機能(Aero Snapなんて呼ばれていましたね)も若干アップデートされ、スナップ動作により、画面を最高で4つにまで分割できるようになります。画面の空いているスペースのどこにでも、現在開いているすべてのアプリのサムネイルを表示でき、それをドラッグすれば画面が分割されます。

コマンドプロンプトもアップデート

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マイクロソフトはWindows 10で、なんとコマンドプロンプトもアップデートしてくれます。

(しっかり記憶に残るよう、ムダな改行を入れておきますね。)

何のことはない、今回プレビューで紹介されたのは、ごくちょっとした改善点1つだけです。ディレクトリのパス名などを、「Ctrl」+「v」でペーストできるようになるのです(現状では右クリックからの一連の操作が必要です)。些細なアップデートに騒いで...と思うかもしれませんが、コマンドプロンプトを使ったことのある人なら、このありがたさがわかるはず。正式リリースまでに、ほかにもコマンド入力関係の便利な機能が追加されると良いのですが。

タッチインターフェースもアップデート

マイクロソフトがWindows 10で目指している大きな目標は、タブレットとPCのように異なるデバイス間で操作性を統一することです。これは、Windows 8の時に掲げていた目標とほとんど同じように思われますが、Windows 10では、これまでのような細切れのアプローチとは違った試みがなされているようです。たとえば、Task Viewにスワイプ動作が用意されていたり、タッチ操作をしやすいようにボタンが大きくなったりしています。ユーザーがタッチスクリーンを使っているのを検知すると、こうしたタッチ操作向けのビューに自動で切り替わるそうです。

開発はまだ始まったばかり

マイクロソフトは、Windows 10の開発はまだごく初期の段階であると明言しています。10月1日(米国時間)から「Windows 10 Technical Preview」が公開されましたが(米Lifehacker編集部でも使ってみるのとのこと)、今後もさまざまな機能が追加されるでしょうし、インターフェースにも、今回のプレスイベントで確認できた以上の改善が加えられるでしょう(たとえば、チャームバーはおそらく変更されるだろうと、マイクロソフトが言っています)。

マイクロソフトが来年4月に開催する「Build」カンファレンスでは、Windows 10についてもっと多くのことが明らかになるでしょう。Windows 10は「2015年後半」に発売予定で、価格は未発表です。Windows 10に関する新情報がわかればまたお届けしていきますので、どうぞお楽しみに。

Announcing Windows 10 | Blogging Windows

Whitson Gordon(原文/訳:江藤千夏/ガリレオ)

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