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人生を楽しみつつ、お金は貯める。あなたにとって理想的なバランスを見つける手引き

人生を楽しみつつ、お金は貯める。あなたにとって理想的なバランスを見つける手引き

借金を返済中だったり、お金の目標があるなら、外食や映画など、娯楽に使う出費はカットするのが自然です。でも、金銭的目標を達成するのと引き換えに、人生の楽しみを諦めないといけないわけではありません。

お金の目標を立てるなんて意味がない、という意見もあります。将来どうなるか分からないのに今を楽しまないなんてもったいない、という論理です。老後のためにせっせと倹約・貯金して、ある日突然若くして亡くなってしまったら最悪ですよね。

いっぽう、60代になって、貯金ゼロ、人生の大半を借金取りから逃げることに費やしてきたならどうでしょう? これも最悪です。結局、大切なのはバランスなのです。今回は、人生の楽しみを犠牲にしていると感じずにお金の目標を達成する方法をご紹介しましょう。

出費に優先順位をつける

目標達成のためにがんばっていても、ストイックに楽しみを減らす必要はありません。多くの人がこの間違いを犯します。長い目で見れば、予算に少し余裕をもたせておくくらいが良いのです。

ポイントは、出費に優先順位をつけて賢くお金を使うこと。

・毎月何にお金を使っているか全てリスト化する。

・生活する上でどうしても必要な出費を決める。

・可能なら、その中で減らせるものを見つける。

・生活必需でない出費のうち、どれにお金を使うのが一番楽しいかを決める(外食。週末の小旅行。午後のカフェラテ。でも、その出費が自分にとって欠かせない、と思うなら無理にやめなくてOKです)。

・生活必需でない出費であまり得るものがないことはやめる(ラテが本当に好きでも、映画を観るのをやめるのはそれほど苦ではないかもしれません)。

・それほど楽しみが得られない出費は、無料あるいはもっと安いコストで手に入れる方法を見つける。

・出費・娯楽・贅沢資金の数字を算出する。また、「予算の余裕」がいくらあると快適かを算出する。

・楽しみのために支払う出費に注目し、この部分で節約できるようにする。

・まずは、どうでもいいと思える出費を見つけてなくすこと。

物より体験を得ることに重点を置く

覚えておいてください。体験を得るためにお金を使う方が物を買うのにお金を使うより幸福感を得られるのです。サンフランシスコ州立大学で心理学の准教授を務めるRyan Howell氏は次のように語っています。

体験が人を幸福にすることを、人は実際に知っていて正確に予測もしています。私たちが過小評価しているのは、人生の体験からどのぐらい金銭的価値を得られるかということです。体験が人を幸せにすると教えられ、自分でもそれが分かっていても、まだ物質的なことにもっと価値があると思っているのです。

出費に優先順位をつけるときは、このアドバイスを念頭に置きましょう。目標は、貯金と楽しみバランスを取ることです。お金を使うときは体験を得ることに重点を置くのが賢いのです。

安く楽しむ方法を見つける

「人生で一番大切なものはお金では買えない」というのは使い古された言葉ですが、的を射ています。ただ、楽しいことにはお金がかかることが多いのも事実。例えば、旅行は大きな楽しみの1つですが、かなりお金がかかります。しかし安く楽しむ方法が無い訳ではありません。私のお気に入りの事例を一部ご紹介しましょう。

・割引のある日に映画に行く

・公共の図書館を利用する。

・学生証があるなら、それで割引してもらう

・無料の映画試写会やライブコンサートを見つける

お金をかけずに楽しむ方法は、過去記事「生活費を劇的に下げ、使える現金を増やす効果的な方法」も参考にしてみてください。

目標を立てた理由を忘れない

目標に向かって頑張っているときに、「人生は一度きりだから、楽しまないと意味がない」という論理によって惑わされることがあります。借金返済や老後のための貯金をやめて今を楽しむことは魅力的なのです。

努力をやめてしまうのは簡単ですが、これだけは忘れないで下さい。理由があって貯金したり借金を返しているのです。お金で幸福は買えませんが、経済的自由は生活の自由度を高め、選択の幅を広げ安心をもたらしてくれます。そして、それがあれば日々の満足は全く違うものになるでしょう。経済サイトのFrugal Fringeはこのように語っています。

貯金している人は、毎日貯金額が増えるのが見えるので、すぐに幸福を感じます。貯金していない人は、いつもギア変換できない自転車で走っているようなものです。前には進みますが、大きな労力を必要とします。反対に、貯金している人は、自転車にギアが付いているので楽して走り続けられます。

これをグラフにしてみましょう。青は貯金している人の純資産です。赤は貯金しない人の純資産です。グラフ中央の縦の線は現在の時間を表します。

細かい目標達成ごとにお祝いする

目標を1つ達成したら小さなお祝いをすることを忘れないように。また、大きい目標だけでなく小さい目標をいくつか立てましょう。そうすれば、目標は達成しやすくなります。目標を達成したときは自分にちょっと贅沢なご褒美をあげましょう。1日休暇を取るなど、お金が発生しないご褒美でもいいのです。小さい目標達成を祝うことで、貯金を続けていくモチベーションになります。

Kristin Wong(原文/訳:春野ユリ)

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