愛のホルモン「オキシトシン」は、男女によって真逆の効果をもたらすこともある
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cafeglobeより転載:「私はずっと一緒にいたいのに、どうして彼は違うのかしら」――恋愛において、男女の感じ方の違いは大きいもの。女性が相手との確固たる絆を求めるのに対し、概して男性はひとりの女性に従事することに対し「臆病」な印象があります。
「絆ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」
この違いには、ひょっとしたら「ホルモン」が関係しているのかもしれません。 そのホルモンとは、男女のパートナーシップにおいて重要な役割を演じるがゆえ、「ラブホルモン」とも呼ばれている「オキシトシン」です。
海外サイトの「Fox News Magazine」によると、この「オキシトシン」は、男性と女性の関係を深める「絆ホルモン」としての役割を持っています。
しかし、セックスによって分泌されたオキシトシンは、男女に違う効果をもたらすそうです。「関係をもった途端に相手の男性が醒めた」、なんて話をよく聞きますが、それはこの「オキシトシン」が関係していました。
セックスの後、オキシトシンは相手との感情的なつながりを高めます。研究によると、この絆を深める作用は女性により強く働き、関係を持った相手への執着を生み出します。(中略)また、オキシトシンの量が多すぎると、男性は相手への興味を失う可能性もあります。
「Fox News Magazine」より翻訳引用
なんてことしてくれるのよ、オキシトシン! と叫びたくなりますが、ネガティブな影響はここまで。実は、オキシトシンはパートナーシップにおける強い味方なのです。
オキシトシンレベルが高いほど夫婦円満
オキシトシンレベルが高いカップルは、オキシトシンレベルが低いカップルに比べて、より頻繁に笑い合い、スキンシップも豊富との研究結果が発表されています。
「Fox News Magazine」より意訳引用
とのこと。さらには、
最新の研究によると、オキシトシンは男性のパートナーに対する誠実さを持続させます。
「Fox News Magazine」より意訳引用
と言っています。つまり、円満で長続きする関係を築くにあたり、オキシトシンはなくてはならない要素なのです。
一般的に、オキシトシンは相手とのスキンシップなどによって分泌が促されると言われています。パートナーの浮気防止や、円満な夫婦関係を持続させるために、パートナーとハグしたり、意識的に手をつないだりする機会を増やしてみてはいかがでしょう?
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(文/メーテル徹子)
Photo by Shutterstock.ランキング
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