ダイソンの新製品は、先進のテクノロジーを満載したロボット掃除機でした。
謎のティザー動画が話題になったダイソン社の新製品発表会が9月4日(木)に行われ、同社初のロボット掃除機「ダイソン 360 Eye」がお披露目されました。
ダイソン社製品といえば独自の設計哲学に基づくエンジニアリングが特長ですが、今回の新製品の"目玉"は文字通り「目」。ロボット掃除機の中央にあるカメラによって実現する「360°ビジョンシステム」と呼ばれる機能です。
ダイソン 360 Eye ロボット掃除機は、ヒトのように周囲の状況を把握して動きます。 しかも、ヒトとは違い、一目で部屋全体を見渡すこともできます。
この独自の360°ビジョンシステムは、複雑な数学、確率論、幾何学、そして三角法を駆使して部屋の状況を判断し、掃除します。 現在の位置や、掃除が完了した場所、完了していない場所を把握しながら掃除します。
従来型のロボット掃除機の弱点だった吸引性能を高めるため、「ダイソン 360 Eye」にはダイソン史上最もコンパクトなサイクロンと、「変わらない高い吸引力」を維持するデジタルモーターが搭載されています。
また、段差をものともしないベルト駆動式転輪もパワフル。
操作は無料アプリ「Dyson Link アプリ」経由で行うことができます。外出先でも掃除の進行状況や記録を確認できるほか、スケジュール予約なども可能。
ダイソンの叡智を結集したかのような新製品「ダイソン 360 Eye」は、2015年春、全世界に先駆けて日本市場からの展開を予定しているそうです。発売はしばらく先になりますが、現在、公式サイトで製品モニターを募集中(~2014年9月30日まで)。このモニタリング調査によって、日本の家庭環境での機能改善を目的とした最終調整を行うとのことです。ダイソンのこだわりの製品設計に参加してみたいという人は、応募してみてはいかがでしょうか。
(ライフハッカー[日本版]編集部)