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ワークライフバランスは仕事とプライベートの「陣取り合戦」ではない

ワークライフバランスは仕事とプライベートの「陣取り合戦」ではない

私たちに与えられている1日の時間というものには限りがあります。仕事とプライベートが時間の奪い合いをしていて、この戦いを我々は「ワークライフバランス」と呼びます。しかし、一方に注意を払ったからといって、もう一方がおろそかになる必要はないのです。

個人ファイナンスを扱ったブログ「Money Ning」では、ワークライフバランスは競争を意味するが、現実的には片方がもう片方を育てるものだ、と説明しています。つまり、プライベートな時間を守ることで、職場でより能力を発揮することができるようになり、出世する(昇給するとか、より仕事に対する充実感を得る)ことでまた、プライベートがさらに充実するのです。

仕事とプライベートのバランスを上手く取るにあたり、私たちが仕事の時間とプライベートの時間を敵対するものだと見ていることが、1つの問題なのです。我々はよく、仕事とプライベートを全く別のものとして語りがちですが、実際には仕事とプライベートの両方が私たちの人生なのです。仕事の時間をプライベートの時間に対抗させてこの方程式にあてはめてしまうことで、仕事を本当に楽しめる方法はないかのように見え、また片方の領域を増やすとその分もう片方から差し引かれるようにも見えてしまうのです。

しかし、それがいつも当てはまるとは限りません。昇進してより仕事をがんばることは、自分が仕事を楽しんでいる限り、プライベートの邪魔にはなりません。また、家族サービスや運動、自分のプライベートの時間を充実させることで、職場でより能力を発揮できることも多いのです。

1日の時間を増やすことはできないため、時間の管理自体は、一方の利益が他方の損失になる"ゼロサム・ゲーム"である部分もありますが、仕事の時間とプライベートの時間のバランスをうまくとることが、その2つの戦いになるとは限らないのです。これら2つはむしろ、お互いを補完しあう関係にあり、否定しあうものではありません。ワークライフバランスに関する迷信に惑わされないためのヒントにしてみてください。

3 Reasons Why Work/Life Balance Doesn't Really Exist|Money Ning

Eric Ravenscraft(原文/訳:Conyac

Photo by Nina Hale.
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