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自分より頭がいい上司・同僚とギクシャクしないで働く7つのコツ

自分より頭がいい上司・同僚とギクシャクしないで働く7つのコツ

起業家たるもの、自分より賢い人間を雇うべし――これは、起業における絶対的な真理です。この知恵には、何の不思議もありません。賢くて優秀な社員は手がかからないばかりか、常に新しいことを教えてくれて、あなたにとっての支えになるのです。その論拠は疑いようもないほどにシンプルですが、実践となると話は別です。

問題は、エゴと不安感。自分より賢い人たちに囲まれていると居心地が悪い人もいるでしょう。確かに、その状況をすんなり受け入れることは難しいかもしれません。非常に自信の強い人でさえ、天才に囲まれてしまうと、その自信が揺らいでしまうことがあるのです。

では、天才たちに囲まれながら、自尊心を損なわずにメリットだけを享受する方法はないのでしょうか?

そんな質問がQ&Aサイト「Quora」に掲載され、世界中の回答者から回答が寄せられました。その中から、いくつかを抜粋してお届けします。

自分の強みを知る

あなただって、チームに提供できる何かを持っているはずです。自分に足りない知識を嘆くよりも、自分の強みに注目してください。

草創期のFacebookで働いていたAndy Johns氏が、アメリカンフットボールを例に、とてもわかりやすい喩えをしていました。

移籍したばかりのパンターまたはフィールドゴールキッカーが、初めて新チームの練習に参加しました。「このチームのメンバーは、みんな俺よりデカいし運動神経もハンパない!」と思いつつも、ワイドレシーバーやランニングバックに負けじと挑戦すると、悲惨な負け方をするのは目に見えています。それよりも、スキルと経験の交差点に注目すべき。パンターまたはフィールドゴールキッカーとして最善を尽くすことに集中するのです。厳密に限定された役割の中であれば、実力を発揮できるのです」

質問上手になれ

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賢い人に囲まれると、ついつい自分の無知を隠そうとしてしまいますが、それは間違いです。Googleで初代マーケティングおよびブランドマネジメント・ディレクターを務めたDoug Edwards氏は、質問をしなければ学ぶことはできないと言います。コミュニケーションこそが鍵なのだと。

知らないことを知っているフリをするよりも、知らないと正直に伝える方がずっとマシです。知ってるフリをすれば、あとで自分に跳ね返ってきますから。私の場合、部下のエンジニアたちに、「赤ん坊でもわかるように説明してくれ」とよく言っていました。

エンジニアのB. Nguyen氏も同意見。

ここでの信条は、「愚かな質問とは、聞かなかった質問だけ」ってこと。だから、とにかく聞きまくるべきです。

ゆっくり、時間をかけて

多くの回答者が指摘していたのが、賢いメンバーに囲まれている状況を心地よく感じられるまでにかかる時間。本当に賢い仕事仲間のことを理解し、何かを学び取れるようになるまでには、長いプロセスが必要になることもあるようです。Quoraの社員であるJay Wacker氏は、カリフォルニア大学バークレー校の大学院に入ったときのことを振り返っていました。

私の場合、優秀な人たちに馴染むのに何年もかかりました。

逆の状況を想像する

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LinkedInやGoogleなど、天才ばかりの環境で働いてきたLeo Polovets氏は、シンプルながらもパワフルなアドバイスをしています。

私がその環境に慣れることができたのは、逆を想像したからです。経験上、自分より賢くない人や経験の少ない人と仕事をしても、あまり得られるものはありません。それどころか、フラストレーションがたまることの方が多いでしょう。優秀な人と働くことで、自分を高めることができるのです。

自分がコントロールできることを覚えておく

遺伝的に受け継いだものはどうしよもうありませんが、自分で100%コントロールできるものもあります。Women 2.0 Conferenceで、Gwynne Shotwell氏が次のようにスピーチしていました。

チームでいちばん賢いかどうかを自分でコントロールすることはできません。でも、チームでいちばん準備ができているかどうかは、確実にコントロールができるのです」

XtremeLabsのFarhan Thawarエンジニアリング担当副社長も、Quoraで同じ意見を示していました。

今より賢くなることはできませんが、人より一生懸命働くことは誰にでもできるはずです。だからその環境に馴染めるまで、自分の力でとにかく努力すること。

Wiredのライター、Christina Bonnington氏も同意見。

血統なんて関係ありません。やる気がすべてです。

本を読んで知識を身に付ける

シンプルですが、非常に多くの回答者に共通する内容でした。例えば、Charles Martin氏は、こう書いています。

数年前、とても大きくて成功しているヘッジファンドで、アナリストとして働けることになりました。MITの教授をしていたような人たちと一緒に仕事をするのです。そこで私は、新しい上司の書いた論文を読むことから始めました。彼の「頭の中身」を知っておきたかったのです。おかげで、一緒に働くことがずっと楽になりました。

読む内容の多様性にも気をつける必要があります。エキスパートを超えることはできなくても、思いがけない知識が得られるかもしれません。Edwards氏は、こう回答しています。

異なる視点を得たくて、外部からの情報を、できるだけ吸収するように努めました。

争わない

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争えば争うほど、学びも達成も少なくなります。Rajay Chamria氏のアドバイスはこちら。

争いを始めてはいけません。上には上がいるという事実を受け入れたその日から、学ぶことがずっと楽になるでしょう。

Saraswati Chandra氏も同意見。

争わず、よく考えること。

7 Tips for Working With People Who Are Smarter Than You|Inc.

Jessica Stillman(原文/訳:堀込泰三)

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