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ダイエットでリバウンドしないためのポイントは、数値ではなく未来の自分をイメージすること

ダイエットでリバウンドしないためのポイントは、数値ではなく未来の自分をイメージすること

美人はコレを食べている。~食べるほど綺麗になる食事法』(木下あおい著、大和書房)は、ダイエット専門の料理サロンを主宰し、「ただ食べる」だけで美肌でスリムになる「インナービューティーダイエット」という料理法と食べ方を伝授している著者が、痩せて美肌になるための術を紹介した書籍。

個人差はあるものの、サロンに通う生徒さんは3ヵ月でマイナス5キロ〜10キロと、確実に結果を出しているのだとか。

ダイエットとは、心も身体も幸せな自分に変化していく過程であり、つらいことではなく、楽しいことです。(10ページ「はじめに」より)

しかし本当に、楽しいと感じながら痩せることができるのでしょうか? 第6章「リバウンドしない食べ方」を見てみましょう。

身体は必ず応えてくれる

食生活を改善するにあたり、著者のサロンではまず「なりたい自分」「自分の理想の姿」を具体的に書いてもらうのだそうです。理由は、どんな自分になりたいのかゴールがわからず、ただ漠然と「痩せたい」「きれいになりたい」だけでは、なかなか生活を改善するまでには至らないから。

そして大事なことは、「痩せることや肌トラブルをなくすこと」を目標にするのではなく、「自分をもっと好きになるための手段として食生活を変えよう」と思うことだとか。そして数値を目標にせず、「どんな自分になりたいのか?」、その自分になったら、「どう幸せを感じられるのか?」をリアルに想像してみる。

また、スリムな身体を維持するためには、「体重の数値」にとらわれたダイエットはやめなければならないそうです。単純に「体重を3キロ落としたい」というだけでは、目標を達成してしまうとダイエットをやめてしまうから。すると、すぐに元の体重に戻ってしまうか、それ以上に増えてしまう。大切なのは食べた食事の質や内容。自分の身体とは一生つきあうわけなので、一時的に体重をコントロールできても意味がないというわけです。

美しさを手助けする栄養素のある食事であれば、身体は必ず応えてくれるそうです。そこで、数値は単なる指標としてつきあっていくことが大切だという考え方。(148ページより)

「試しに3日間」が成功の秘訣

自分の理想を具体的に思い描くことに加え、さらに細かく目標をつくることで、目の前の課題をはっきりさせることも大切。「1年後」や「10年後」にどうなりたいのかを想像して書き、「こんな自分になる」というゴールを設定。そこに至るまでの道筋をつくっていくというわけです。

次に1週間程度の短い期間で、具体的に目標を掲げていく。ダイエットが成功するか否かは「無意識に食べる」ことをいかに減らすか。そこで朝、昼、夜にどんなものを食べるのか、つい食べてしまうお菓子とはどのようにつきあうのか、1日の動きを置いながら決めていくわけです。

ついお菓子を食べてしまう癖があるなら、試しに3日間だけお菓子をやめてみる。そして3日間我慢できたら、「じゃあ、あと3日間がんばってみよう」と新たに3日間という目標を掲げる。「3日間、お菓子を食べずにがんばれた!」という達成感があるとうれしくなり、ダイエットのモチベーションをキープできるのだそうです。(152ページより)

「ダイエット=運動」ではない

「痩せるために特別なエクササイズは必要ない」と著者。事実、インナービューティーダイエットでは、痩せるためのエクササイズを教えたり、ジム通いやランングも勧めていないのだとか。そして、ダイエットを真剣に考えている人は、まず「楽しいこと」を取り入れる必要があるといいます。

運動が好きならまだしも、運動が苦手で、いまダイエットで悩んでいるなら、「運動する」という選択肢は忘れてしまうべきだとか。著者自身がそうだといいますが、ストイッックに運動を続けることができないタイプは、無理して運動するよりも、身体を整えてくれる質のいい食べものをとることできれいになる道を選べばいいというわけです。

また、運動に頼らないダイエットのメリットは、「リバウンドしにくい」という点なのだとか。運動をする習慣がなく、運動を「大変なこと」ととらえてしまう人は、運動だけに頼るダイエットだと、リバウンドを招きやすいのだそうです。

しかし食事の質を整え、身体から無駄なものがなくなってくると、生活にメリハリを求めるようになるもの。より自分への欲求が高まり、運動を取り入れることを自ら選ぶようにもなっていくそうです。(159ページより)

タイトルからもわかるとおり、基本的には女性読者を対象としているようですが、上記を見てもわかるように男性でも無理なくできそうな内容。食事法に興味のある方なら、男女を問わず読んでみて損はないと思います。

(印南敦史)

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