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腹八分のルール:仕事を制限することで、仕事の質が向上する

腹八分のルール:仕事を制限することで、仕事の質が向上する

世界で最も健康であるといわれている沖縄の人は、昔から伝わる「腹八分」という伝統を守っています。80%お腹がいっぱいになったところで食べるのをやめるのです。Justin Jacksonさんはこのルールには食生活のみならず仕事にも役立ち、たくさんの効果があると紹介しています。私たちのほとんどが、容量がいっぱいになるまで食べ、働いています。キャパオーバーの場合も多いでしょう。私たちは生活のほとんどの場面で──たとえばキャリア、お金、社会貢献で──限界まで頑張ってしまいます。この行為は、燃え尽きと、間違いが許されない状況を生み出し、別のものに取り組む余裕を失うリスクを伴います。Jacksonさんはこう言います。

私は忙しくすることが好きだったのです。エンジンフル回転で、回せる限りの皿を回していました。そんな時、世界は甘美なものでした。

全てはうまくいっていたのです──私が崩壊するまでは。

おわかりの通り、私には余裕がなかったのです。つねに最大の力で物事を進めることの問題点は、新しいことに対応できなくなってしまうということです。もうそれ以上なにも入れることができないのです。スケジュールを詰め込み、お金をつぎ込み、エネルギーを使い切って、私の家族を限界まで追いやってしまいました。

そして危機がやってきたのです。投資していたビジネスが失敗しました。当然ながら、私には危機に対応する余裕がなく、うまく回ってた皿回しの皿は地面に落ちて、砕け散ったのです。私は人生で初めて挫折感を味わいました。

彼の解決方法は、仕事でも精神的に「腹八分」で留めるということでした。意識してエネルギーを管理し、110%の状態から80%の状態にペースを落とすのです。その数値には科学的な裏付けはありません。ただ単純に力の配分に意識を向けるということです。

自分が今80%なのかどうかを具体的に示す基準はありません。自分自身に注意を向けている状態であることが重要です。私は脳に過度に刺激を与えないようにしています。1日に達成する大きなことは2つから3つ程度に抑えています。それが終わったら、そんなにエネルギーを必要としない小さなことに取り組むことにしています。

その結果Jacksonさんは想定外のことや緊急事態に対応できるようになり、仕事にもっと集中することができるようになりました。そして、燃え尽きる危険性もなくなったのです。

この80:20の割合は、食生活にも、仕事をもっと楽しいものにするためにも、整理整頓を進めるためにも、人脈を広げ、タスクに取り組むことにも役に立つのです。この例はパレートの法則とは少し違うかもしれませんが、あなたの人生の中にもっと余裕をつくりだすものであることは間違いないでしょう。

The principle that changed my life|Justin Jackson

Melanie Pinola(原文/訳:Conyac

Photo by marekuliasz.
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