
空の旅でいくつものタイムゾーンを越えなければならないとき、時差ボケに悩まされる人も多いと思います。そんなあなたにピッタリの解決策があります。今回紹介する「4日間の時差ボケ防止食事法」を始めて、事前に体内時計をリセットしましょう。睡眠時間が不規則になったり、頭痛に悩まされたりといった状態を緩和できるかもしれません。
「アルゴン時差ボケ食事法」は80年代、アメリカ合衆国エネルギー省のアルゴン国立研究所で開発されました。2002年に発表された米軍の研究結果では、この食事法を実践した旅行者が西回りのフライトで時差ボケを経験する頻度が7分の1に減り、東周りのフライトでは16分の1にまで減少したと報告されました。
この食事法の基本は、「ご馳走を食べる日」と「軽い断食の日」を交互にいれて、コーヒーやカフェイン飲料もある程度制限するという内容です。
アルゴン時差ボケ食事法
1. 到着日の朝食時間をあらかじめ調べておく。
2. 到着地での朝食時間の4日前から、「食べる日 ─ 軽く断食する日 ─ 食べる日 ─ 軽く断食する日」の順番に4日間の食事プログラムを始める。
1日目の「食べる日」には思い切って、高たんぱくの朝食と昼食、高炭水化物の夕食を摂る。コーヒーは午後3時から5時の間以外には飲まないようにします。
2日目の「軽く断食する日」には軽いサラダ、スープ、フルーツ、ジュースなどの食事にとどめておく。コーヒーも午後3時から午後5時以外は禁止。
3日目の「食べる日」は1日目と同じように食べます。
4日目の「軽く断食する日」に飲むコーヒーの時間は到着先の方角によって異なり、西へ移動する場合には朝に飲み、東に移動する場合には午後6時から午後11時の間に飲みます。
3. 到着地の朝食時間で断食を終える。
機内移動中はアルコールを飲まないようにします。飛行時間が長い場合は到着地の通常の朝食時間までしっかりと睡眠しておき、それ以降は眠らずに起きておきます。目が覚めたら高たんぱくの朝食を食べます。目を覚まして活発に一日を過ごし、その到着地の食事時間に合わせて食事を摂ります。
高たんぱくの朝食と昼飯はカラダの行動サイクルを活発にします。ステーキ、卵、ハンバーガー、高たんぱくシリアル、豆類などがオススメです。
高炭水化物食は眠気を催すのに役立ちます。スパゲッティなどのパスタ類(ただしミートボールは除く)、クレープ(肉入りのものは避ける)、ジャガイモ、でんぷん質の野菜とスイーツが良いでしょう。
断食は肝臓内の炭水化物を枯渇させ、体内時計を休息モードに設定してくれます。フルーツ、軽いスープや煮汁、シンプルなサラダ、バターの含まれないトースト、パンの片切れなどがオススメです。カロリーと炭水化物をなるべく少なくするのがコツです。
一見するとタフな感じにも見えますが、せっかくの旅行や外せない出張なら、時差ボケになっていられません。事前の計画が必要ですが、試してみる価値はあるでしょう。
The Argonne Anti-Jet-Lag-Diet|Netlib via Quartz
Photo by fodwyer.








