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最適な風力発電の場所はビッグデータを解析すればわかる

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最適な風力発電の場所はビッグデータを解析すればわかる

ライフハッカーでも記事にしているビッグデータの活用例。クラウドサービスとならんで、いまやメジャー級のテクノロジーといえます。

数多くのテクノロジーによるイノベーション事例を紹介するウェブメディア「Mugendai(無限大)」より、これまでにもビッグデータに関する記事をいくつかピックアップしてきました。たとえば、千葉市の行政での構想案売れるヨーグルトの味を予測大都市の交通渋滞を解決などです。

そして、また1つの事例を取り上げます。ビッグデータが今回役に立つのは、グリーンエネルギーを生むための大事な要素ともいえる「風力発電機のタービン設置場所」です。

デンマークに本社を構える電力会社Vestas Wind Systemsは2011年より、風力発電機のタービン設置場所を最適化するために、IBMのビッグデータ分析ソフトウェア「InfoSphere BigInsight」とIBMのスーパーコンピューター「Firestorm」を活用しています。

天気予報、潮汐、地理空間データ、センサー・データ、衛星写真、森林伐採マップ、気象情報のモデルをはじめとする、数ペタバイトにおよぶ構造化データおよび非構造化データを解析し、最適な設置場所を特定することが可能になるこのソリューションサービス。導入以前は3週間を要していたデータ解析が、15分以内で完了できるようになるそうです。

スマートフォンやPCでよく聞く単位は「ギガバイト(GB)」ですが、「ペタバイト(PB)」は100万ギガバイトというデータ量です。それだけの膨大なデータをわずか15分以内に解析し、より最適な設置場所を効率よく見つけられる。人知が及び得ない領域が、ビッグデータの活用、テクノロジーの進歩によって変化している一例に感じます。

日本でも、日本風力発電協会が2020年までに現在の4倍に当たる1090万キロワットの発電を目標にすると発表しました。出力ベースで一般的な原子力発電所の10基分に相当するとのことで、期待がかかります。日本でも今後、最適な設置場所を見定めるのに同様のデータ解析が行われるのかもしれません。

エコなビッグデータ活用! 風力発電機のタービン設置場所を、ビッグデータ解析で最適化したVestas Wind Systems | Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

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