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あるシングルマザーが資産6億円の「金持ち母さん」になるまでにやった4ステップ

あるシングルマザーが資産6億円の「金持ち母さん」になるまでにやった4ステップ

短大卒業後、メーカーに就職するも限界を感じ、外資系金融機関に転職。イスラエル国籍のユダヤ人と結婚するも、2人の子どもをもうけたのちに離婚。その後は、在宅のフリーランス翻訳者に。そして2002年からは不動産投資を学び、現在は6億円相当の賃貸用マンション2棟を所有して家賃収入を得る生活へ。

「ローンを組んで購入しています(負債もあります)から、それほどの成功ではない」とはいうものの、『貧困OLから資産6億をつかんだ「金持ち母さん」の方法』(星野陽子著、祥伝社)がたどってきた道のりはなかなかドラマティックです。つまり本書は、そんな実体験をもとに、「お金を生むヒント」や「お金が集まる習慣」を伝授した書籍。

きょうは第6章「成功を手にするまでの『4つのステップ』」に焦点を当ててみましょう。著者が考える、目標達成までの4つの過程です。

STEP 1 目標を設定する

大切なのは、逃げ場をつくらずに人生と本気で向き合い、長期的な視野を持ちながら人生計画を立てること。とはいえ急に「目標を立てなさい」と言われても、すぐに具体的な目標を思い浮かべることができる人は少ないはずです。そこで著者が提案しているのは、次の3点を「ゆったりした気持ちで」やってみること。

達成したいことを「自由に大量に」書き出す

達成できそうにない大きな夢も書く(大きく考える)

できるだけ具体的に書いてみる

そして書き出したものを見てみて、「しなくてはならないこと」ではなく「本当に自分がしたいこと」を選ぶ。本当に自分が達成したいと思う目標を設定している人たちは、それを行っていない人たちよりも幸せであるうえに、より大きな成功を遂げているという考え方です。(197ページより)

STEP 2 計画を立てる

老後も困らず生活するため、お金の計画を立てることは大切。著者も、長期的目標と短期的目標を立てているのだそうです。まず勧めているのは、5年後、10年後の目標を立ててみること。そしてその長期的目標を達成できるように、短期的目標も立てるといいそうです。歳をとればとるほど対策も厳しいものになるので、老後資金の計画がない人はすぐに取り組むべき。

計画がないと、糸の切れた凧のようなもので、あちこちに行きかねません。

(205ページより)

この言葉には、男女差を超えた説得力があると思います。(203ページより)

STEP 3 現状確認をする

目標を決めて計画を立てたら、多くの人はすぐに行動に移しがち。しかし、まずは自分の資源(強み、能力、資格、スキル、人脈、資産、信用など)を書き出して、現在の状況を把握することが大切。そして、自分のことはなかなか客観的に見ることができないものなので、客観的に見てくれる人のアドバイスを聞くことも忘れずに。

まずは、今の自分に何ができるかを、一歩離れて見てみることです。女性は自分を低く評価する癖があるので、どんな小さなことでも自分の持っているもの、築いたものを評価してみてください。

(208ページより)

それは、「折り紙など細かい作業が得意」「ママ友が多い」など、なんでもいいのだとか。そこに無限の可能性が秘められていると考え、自分に備わっているものを確認してみることが重要だというわけです。(207ページより)

STEP 4 「計画」と「現状」のギャップを埋める戦略を練り、行動する

理想とする「計画」と、現実の「自分のスキル」が、最初からがっちり合っている人は少ないもの。そして計画のために自分になにが足りないのか、最短で達成するために必要な戦略はなんなのかを考えなくては、いつまでたっても進まないと著者は指摘しています。そして、計画をスムーズに進めるための方法として勧めているのは次の3つ。

1.成功したい分野の勉強をする

2.の分野で成功している人とつきあう

3.人生を変えるメンターに引き上げてもらう

(210ページより)

1については、成功したい分野について何冊も本を読み、セミナーに参加し、講師や参加者から実際に話を聞いて、生の情報を得ることが大切だとか。2で重要なのは、自分の方向性が決まったら、そこ成功している人を探し、アプローチをすること。たとえば第一人者や成功者の著書を読んだり、セミナーに参加したりすることだそうです。そして3に関して、著者は「本当に成功している人」「尊敬できる人物であること」を基準にメンターを選んでいるのだといいます。

現実的には本やセミナーですべてが解決できるわけではないと思いますが、上記については行動力が大切であると解釈することもできるのではないでしょうか。(209ページより)

冒頭で紹介してきたような人生経験が、結果的には著者をタフにしたのだろうということが、本書の文脈からは強く感じられます。当然のことながら完全な女性視点で書かれていますが、男性の目から見ても学べることは多いように感じました。

(印南敦史)

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