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誘惑を退けるには「〜できない」ではなく「〜しない」を使うべし

誘惑を退けるには「〜できない」ではなく「〜しない」を使うべし

目標をどんなフレーズで表現するかによって、その目標を達成できるかどうかが変わってくるかもしれません。科学的な研究によれば、目標を定める場合は、「〜しない」というフレーズを使うほうが、「〜できない」というフレーズを使うよりも効果的だそうです。米学術誌『Journal of Consumer Research』に掲載された研究では、学生120人を対象に、チョコレートバーの誘惑を退ける力を分析しました。「Xを食べることはできない」と自分に言い聞かせた学生の61%がチョコレートバーを食べてしまったのに対し、「Xを食べない」というフレーズを使った学生では、チョコレートバーを食べたのは36%にとどまりました。論文には、次のように書いてあります。

この研究は、自分の選択を言い表す言葉がフィードバック回路として機能し、目標達成のための行動を促進したり妨げたりしているという認識に基づいて行われました。調査で取り上げたのは、何かを拒絶するという目標を自分に言い聞かせる際に使う「〜しない」というフレーズです。この言語要素が、誘惑に対する抵抗や目標達成に向けた行動のモチベーションにどのような影響を与えているのかを、「〜できない」と言った場合と比較しました。

デジタルマーケッターのCamMi Pham氏が、この研究を引用して記事を書いています。生産性向上に関して質の高い見解を求めているのなら、一読の価値アリです。また、目標の設定のしかたについて、もっと具体的に知りたい人は、科学的な解説を読めるこちらの記事がおすすめです。

Empowered Refusal Motivates Goal-Directed Behavior | Journal of Consumer Research via Medium

Mihir Patkar(原文/訳:梅田智世/ガリレオ)

Photo by Filter Collective.
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