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車を元気に走らせるために、定期的にチェックすべき5つの液体

車を元気に走らせるために、定期的にチェックすべき5つの液体

自動車を良い状態に保っておくには相当のメンテナンスが不可欠です。中でも、今回は定期的にチェックするべき5種類の「液体」のメンテナンス方法をまとめて紹介していきます。

定期的にチェックしておくことで、車が順調に走り、修理コストを下げられます。また基本的な知識を得ておくことで、「メンテナンス」と称して修理担当者にまだ使える液体まで交換させられる、というリスクも避けられます。

必要なのは、どこを見るべきか、そして何を確認するべきか。「頻繁に液体をチェックしろ」とよく言われますが、そもそも「頻繁に」という言葉は、定義もなかなか感覚的というか、かなり曖昧です。もちろん車にも個体差があるので、一概には細かいところまでは断言できませんが、交換周期などの時期はどのような車にもだいたい当てはまると思ってください。

エンジンオイル

最初の車を購入した時に、多くの人は「まずオイルをチェックする」ということを学んだのではないかと思います。全ての車においてオイルチェックは不可欠であり、全ての車においてオイルチェックのやり方は基本的に同じです。

ボンネットを開け、オイルゲージを抜き出し、付着しているオイルを拭き取ります。それからオイルゲージを再び入れて抜き出してみると、オイルの程度がわかります。安全領域内であれば、特に何もする必要はありません。足りない場合はオイルを追加する必要があります。車の年代によっては、オイルの追加を頻繁に行わなくてはならない場合もあります。もしもその頻度があまりにも多いようであれば、一度メカニックに見てもらうとよいかもしれません。

チェック頻度:昔はガソリンを入れるたびにチェックすることが奨励されていたのですが、最近の車であれば、1カ月に一度程度で問題はありません。

交換周期:車の状態、メーカー、年代にもよります。「5000キロまたは半年に一度くらいが目安」というのは昔の常識になりつつあります。車のマニュアルにメーカーによるオイル交換の奨励周期が書いてあるはずなので、一度チェックしてみてください。

トランスミッションフルード

トランスミッションフルードは車のギアがスムーズに動く状態を保つために必要なオイルです。トランスミッションフルードのチェック方法は、エンジンオイルとほぼ同じですが、トランスミッションフルードはエンジンがかかっている状態でチェックします。

エンジンオイルとは異なり、トランスミッションフルードは内部に必要なオイルなので、どんな時にも少なすぎる状態であってはなりません。オイルが不十分な場合にはメカニックに見てもらいましょう。

ここでチェックするのは量ではなく、オイルの状態です。赤い色で焼けた匂いがしないのが正常な状態です。茶色い状態で焼けた匂いがする場合は交換です。

チェック頻度:月に一度

交換周期:車およびトランスミッションの種類によって異なりますが、通常であれば、走行距離8万キロメートルから16万キロメートル毎に交換するべきです。

冷却剤

その名の通り、冷却剤はエンジンなど内部の温度を下げるために使われます。冷却剤が少なくなると、車はオーバーヒートしてしまいます。冷却剤はラジエーターの内部にあり、車が熱くなっていない状態の時にラジエーターキャップを外し、中を覗くことによってチェックできます(エンジンがかかっている状態、まだ熱い状態では絶対にチェックしないでください)。キャップを外すと冷却剤がどこまで入っているかを示す線が見えるはずです。少なすぎる場合には足してください。ですが、すでに入っている冷却剤と同じ種類のものを入れる必要があります。

チェック頻度:少なくとも年に2回。夏になる前と冬になる前に一度ずつチェックしましょう。といっても、チェックするのはとても簡単なので、ボンネットを開けたついでに見ておいて損はないです。

交換周期:2〜3年に一度

ブレーキフルード

トランスミッションフルードと同様、ブレーキフルードも内部システムの一部なので、足りない状態は避けるべきです。ブレーキフルードは汚れていないかどうかの確認をします。ブレーキフルードはブレーキがきちんと機能するために必要なものなので、ブレーキに違和感があったら、まずはチェックしましょう。車の運転席側にある「ブレーキ油だめ」を見ることでチェックできます。通常であれば、容器の外から見るだけでも量をチェックできます。ブレーキフルードは金色であれば正常、茶色くなっていたら交換の時期です。

チェック頻度:オイル交換の際

交換周期:2年ごと

パワーステアリングフルード

パワーステアリングフルードはステアリングをスムースかつ軽快に保ってくれます。足りなくなってくると、ステアリングの際にきしむような感触があったり、実際にきしむような音が聞こえたりします。チェックするにはボンネットを開けて、パワーステアリングフルードタンクを目視で確認します。通常、パワーステアリングフルードが極端に減ることはないので、かなり少なくなっている場合には漏れている箇所を見つけるか、またはメカニックに見てもらいましょう。

チェック頻度:月に一度

交換周期:目安は8万キロメートルですが、交換する必要がない場合もあります。多くの車のオーナーマニュアルでは「パワーステアリングフルードを常に満タンにしておくこと」を奨励していますが、入っているフルードを捨てて交換する、という必要性はほとんどありません。マニュアルを今一度チェックしてみて、交換する必要がないことを確かめておいてください。

チェックするべき項目はこの5つです。チェックする時期をカレンダーにリマインダー登録しておくとよいかと思います。フルード類は頻繁にチェックしてあげることで長持ちするので試しにやってみてください。ガソリンのチェックもお忘れなく!

Thorin Klosowski (原文/訳:まいるす・ゑびす)

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