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Googleの秘密研究所で実践される「迅速に失敗するプロセス」

Googleの秘密研究所で実践される「迅速に失敗するプロセス」

ほとんどの人は自分の失敗を認めたがらず、たとえ認めるにしても、できるだけ先延ばししようとします。米Google社の秘密研究所「Google X」でチームリーダーを務めるRich DeVaul氏は「失敗を認めないことがいかにお金や時間の浪費につながり、さらには進歩の妨げになる」と言います。何か失敗したとき、私たちは多くのことを学びますが、大切なのは「何がうまくいかないか」がわかることです。新しいアイデアを試すことに時間を使わず、うまくいかないアイデアに固執して時間を浪費するのは最悪です。DeVaul氏は次のように話します。

イノベーションのプロセスは混乱に満ちています。お金もかかるし、何の保証もありません。Google Xとそのリソースをもってしても、同時に進められる「ムーンショットプロジェクト(不可能を可能にするプロジェクト)」の数は知れています。Google Xには「Rapid Evaluation」(迅速な評価)と呼ばれるプロセスがあります。いわば、迅速に失敗するためのプロセスです。アイデアがうまくいかないと早くわかるのは、アイデアがうまくいくとわかるのと同じくらい大切なことです

もっとも、多くの人はGoogle Xのようなリソースを持っていません。また、失敗して職を失わない保証もありません。私たちが失敗を認めたがらない理由はここなのでしょう。とはいえ、ダメな船を作ってしまったことを認めるほうが、その船に乗って沈没するよりずっとマシなのは明らかです。

Watch How Google X Employees Deal With Failure|Fast Company

Eric Ravenscraft(原文/訳:伊藤貴之)

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