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経済学を学ぶ女性が少ないのはなぜ?ハーバード大教授の調査結果

経済学を学ぶ女性が少ないのはなぜ?ハーバード大教授の調査結果

一般的に、科学、技術、工学、数学のような、理系を専攻していたほうがお金が稼げると言われますが、理系の学問は大学で成績が取りにくい分野でもあります。ただ、成績があまり良くなくても、そんなに落ち込む必要はないかもしれません。特に女性は。

面白いことに、男性よりも女性の方が悪い成績を取るのを嫌がる傾向があるようです。米紙ワシントン・ポストに、いくつかの研究を元にした記述がありました。

ハーバード大学の経済学教授Claudia Goldin氏は、なぜ経済学の領域には女性が少ないのかを調べてきました。アメリカでは大卒の半分以上は女性ですが、毎年経済学の学位を取得する学生のうち女性はたったの29%です。

Goldin教授が注目したのは、経済学の入門クラスでどのような成績を取るかが、専攻を決める際に影響する点です(※ アメリカでは、大学入学後でも希望すれば専攻を変えられることが多い)。調査の結果、入門クラスでの成績が下がれば下がるほど、経済学を専攻する女性も着実に減ることが分かりました。例えば、経済学101のクラスでBを取った女性は、Aを取った女性に比べて経済学を専攻する確率が約50%も減りました。このような成績による専攻の落ち込みは、男性には見られませんでした。経済学101のクラスでAを取った学生(男性)も、Bを取った男性も、経済学を専攻する確率は変わらなかったのです。

それにしても、良くない成績を取ったことに対する気持ちが、性別によってここまで違うのは興味深いことです。ここでの教訓は、どんな成績を取ろうが、自分がこの先の人生で本当にやりたいことに集中したほうが良いということです。

成績が多少悪くても、気にする必要はありません。ひょっとしたら、上記写真のように、教授がテストの紙を階段から落として、上から順に成績を決めただけかもしれません。自分がやりたい勉強を続けてください。

Women should embrace the B's in college to make more later|The Washington Post

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)

Photos by ragesoss.
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