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調査結果から推測した、Facebookがゲーム分野で向かう方向について

調査結果から推測した、Facebookがゲーム分野で向かう方向について

ゲーム業界においてのFacebookの立ち位置は今まで決して大きくありませんでした。ゲーム業界、特にモバイルゲームが主流となってからは、ジンガの台頭もあり、Facebookゲームの勢いは衰えました。しかし、同社はモバイルとクロスプラットフォーム対応を強めていくことで、ゲームはまだ成長し続けていくと予測しているのです。サンフランシスコで月曜日に開催された開発者カンファレンスではエンジニアリングマネージャーであるAaron Brady氏がいくつかの興味深い統計を紹介していました。内部調査によると、携帯とデスクトップの合算で毎月平均375万人がFacebook関連のゲームをしているそうです。また、クロスプラットフォームは同社にとってもおいしい存在です。クロスプラットフォーム対応ゲームは、モバイル版のみのゲームと比較して2.5倍のエンゲージメントがあり、デスクトップ版のみのゲームと比較しても1.5倍のなのだそうです。

2013年9月から11月までの期間でより限定的な内部調査を行ってみたところ、Facebookはクロスプラットフォームとのかかわり合いに明確なパターンがあることを発見しました。

  • モバイルのみのユーザーがデスクトップでも使い始め、クロスプラットフォームユーザになった場合、エンゲージメントが40%アップした。
  • デスクトップのみのユーザがモバイルでも使い始め、クロスプラットフォームユーザになった場合、エンゲージメントが21%アップした。

Facebookの調査結果にはFacebookがクロスプラットフォームのゲームに力を入れたいという意図が現れています。クロスプラットフォーム対応によりユーザーのエンゲージメントが上がるのは確かにうなずけるものではあります。ですが、Facebookをゲーム業界のトップにするほどの力を持っているわけではありません。iTunes App StoreやGoogle Playなどのモバイル用マーケットプレイスと比較すると、Facebookにはまだまだコンテンツが足りていません。クロスプラットフォームのゲームで成功を収めたいのであれば、Facebookはモバイルユーザを誘致してこれるほどの力強いインパクトが必要となりそうです。

Facebook says 375 million users play games per month|GIGAOM

Lauren Hockenson(訳:まいるす・ゑびす)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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