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今が苦しくても大丈夫。人生を切り開くための3つのポイント

今が苦しくても大丈夫。人生を切り開くための3つのポイント

社会に出た当初は営業成績全国最下位のダメ営業マンだったものの、現在では従業員260名、191店舗の上場会社であるSBIモーゲージの役員に。『今は苦しくても、きっとうまくいく』(横山信治著、PHP研究所)は、そんな波瀾万丈の半生を送ってきた著者による新刊です。

たとえ今は苦しくても、大丈夫です。

きっとうまくいきますから。

長い人生、苦しくて死にたくなる時もあります。

どうして自分だけがうまくいかないのかと嘆く時もあります。

でも、この世は結局うまくいくようにできています。(「はじめに」より)

このフレーズにあるとおり、著者が考える「うまくいく」ようになるための44種ものエッセンスを紹介しているわけです。きょうは第1章「人生が大きく変わる考え方」を見てみましょう。

心のありようで、人生は大きく変わる

叱られて「なにくそ、負けるものか!」とがんばる人もいれば、一方には、ふてくされて相手を恨む人も。どちらを選択するのも自由だけれど、プラス思考をする方が得に決まっていると著者は断言しています。そして「つまらないプライドや意地なんか捨ててしまいましょう」とも。

相手を憎んでも、結局そのツケは自分に回ってくるもの。そしてどんな事象も、受け取り方は自分自身の問題。つまり、起こったことそのものは同じでも、考え方次第で未来が変わってくるというわけです。このことについて著者は、

自分の受け取り方をプラスに変えるだけで、

未来が幸せなものに変化するのです。(17ページより)

と、まとめています。(14ページより)

比べる相手は、他人ではない

学校でも会社でも、他人と比べるとストレスがたまるだけ。なにもいいことはないのだから、「自分のペースでがんばればいい」と著者は言います。とはいえそれは、ゆっくり楽をするということではないそうです。つまり、競争相手が違う。「他人」と競争するのではなく、「過去の自分」と競争することが大切だということです。

環境もスタートもすべて異なるのだから、他人に負けても落ち込む必要はなし。でも、「過去の自分」にだけは絶対に負けないでくださいと著者は訴えています。そして「3ヵ月前、半年前、1年前の自分に負けているときは、大いに反省してください」とも。目先の評価を気にするのはやめて、いまやるべきことをきちんとする。そうすれば、必ず成功できると記しています。(22ページより)

押しつぶされそうになったら、一度整理してみる

「この絶望的な状況から抜け出すなんて無理だ」と悩んでいた時期が、著者にもあったそうです。悩めば悩むほど解決から遠のくような気がして、毎日が地獄のようだったといいますが、いまなら過去の自分に対して「そんなに悩まなくても大丈夫」とアドバイスできるそうです。それは、「悩みや心配事は、頭の中で想像するから膨らんでいくのだ」ということがわかったからだとか。

悩みや、心配事に押しつぶされそうになったら、

まず最初にすることは、整理することです。

悩みを、一つずつ紙に書き出してみましょう。

今の悩みの量を計測するのです。

(中略)

次にすることは、悩みを「受け入れる」ことです。

すべての事象は、自分にとって必要なのだから起こったと考えましょう。

改善しようとか、解決しようとするのではなく、第三者の目で眺めてみましょう。

(後略)(29ページより)

悩んでいるときはいろんなことがごちゃまぜになり、頭がパニックを起こしているもの。そんなときはすべての悩みを一緒くたにしてしまいがちなので、まず、悩みという空想を広げるのをやめ、ひとつひとつ整理していくことで冷静になれるそうです。(29ページより)

著者の個人的なエピソードもふんだんに盛り込まれているため、スムースに読み進めることが可能。なにより著者自身が苦難の末に成功をつかみとった人なので、柔らかな言葉ひとつひとつにも強い説得力があります。苦しいと感じている人は、読んでみるといいのではないでしょうか。

(印南敦史)

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