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マンガが教えてくれる、仕事に大切な109のこと

マンガが教えてくれる、仕事に大切な109のこと

壁にぶちあたったらマンガに訊け!』(藤田恭輔著、こう書房)は、数々のマンガのなかから「仕事に効く」名言を集めたユニークな書籍。

第1章「月曜日・週初め」:失敗したときに読む「心が晴れる名言」

第2章「火曜日・仕事本番」:コミュニケーションで悩んだら読む「心が通じる名言」

第3章「水曜日・折り返し」:仕事がつまらないときに読む「心がアツくなる名言」

第4章「木曜日・ゴール目前」:問題に直面したとき読む「心が落ち着く名言」

第5章「金曜日・週終わり」:将来が見えないときに読む「心がときめく名言」

第6章「土曜日・まさかの休日出勤」:自分の時間がないときに読む「心が強くなる名言」

第7章「日曜日・貴重な休日」:「明日からまた会社だ...」と思ったときに読む「心が元気になる名言」

と、曜日ごとにテーマを設定し、それぞれの曜日に合ったマンガの名言を109も紹介しています。きょうは月曜日ですから、一週間の仕事を乗り切るために金曜日までの名言を厳選してご紹介してみましょう。

月曜日・週初め

間違ったことしてないのに

ヘコむ方が余計だっ

柳原望『高杉さん家のおべんとう』(KADOKAWA メディアファクトリー)5巻86ページからの引用。自分が原因で問題を起こしてしまったとき、反省して二度と同じ間違いを起こさないように対策を立てることは大切。

しかし、必要以上に自分を責めてはいけないと、この台詞をもとに著者は主張しています。失敗から学ぶことが大切であり、自分を否定ばかりしていてはなんの勉強にはならないということです。(32ページより)

火曜日・仕事本番

「やれなかった」人を責める資格があるのは「やれる」人だけ!

でもそこで責めずにちゃっちゃと代わりにやってやるのが

粋ってもんじゃないのかい?

ヤスダスズヒト『夜桜四重奏〜ヨザクラカルテット〜』(講談社)5巻151ページより。著者はこの台詞をもとに、「自分の言いたいことが相手にうまく伝わらない。そういうときは十中八九、自分本位の伝え方をしているときである」と主張しています。心のどこかで自分を正当化しているからこそ、知らず知らずのうちにそれが態度となって出てしまっているということ。

しかし、それが相手に伝わるからこそ、問題が生まれてしまうわけです。そうした自体を避けるためにも、感情に任せて話すのではなく、同じスタンスでコミュニケーションをとることが重要だという考え方。(64ページより)

水曜日・折り返し

一生迷ってろ

そして失い続けるんだ............

貴重な機会を............!

福本伸行『賭博黙示録カイジ』(講談社)7巻46ページより。仕事を辞めたいとか、つまらないなど、迷うときは誰にでもあります。しかしそんなときは、目の前に現状を打開できるチャンスが訪れても、気づかずに通りすぎてしまいがち。でも迷ってチャンスを逃すくらいなら、前に出てチャンスを活かした方が、自分の進むべき「活路」を見出せるというわけです。(96ページより)

木曜日・ゴール目前

うろたえるな!

思考を止めるな!

生きる事をあきらめるな!!

荒川宏『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)10巻113ページに登場する言葉。人は未来への希望を失うと、心のよりどころも、身体的な抵抗力も、すべて失うもの。だからこそ、どんなに厳しい状況に置かれても決して希望を失ってはいけないという考え方。逆にいえば、希望さえ持っていれば立ちなおれるはず。極限状態にあったとしても、自分を生かすか殺すかは自分次第。(134ページより)

金曜日・週終わり

生きてさえいれば いつか必ず

生きててよかったって 思える時がきっとあるよ

貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン』(KADOKAWA 3巻166ページ)からの引用。すべてが嫌になって、生きているのが嫌になることがあります。でも、そこですべてを投げ出すのは簡単だけれども、もう少しだけふんばってみるべき。そうすれば、違った世界が見えてきたり、新しい方向性を見出せるようになるからです。「いま自分を取り巻く状況がどんなに悪かろうが、そんな状況が一生続くかと言えば、そんなことはない」と著者は記しています。(162ページ)

読み進めるほど、「細かいフレーズを、よくもまあここまで集めたものだ」と感心したくなります。しかしそこには、マンガだからと侮れない真実が多く含まれてもいます。ちょっと疲れたときなどに、ぱらぱらとページをめくってみてはいかがでしょう?

(印南敦史)

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