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HOW I WORK

禅的アプローチを役立てる:米Lifehacker敏腕インタビュアー、テッサ・ミラーの仕事術

禅的アプローチを役立てる:米Lifehacker敏腕インタビュアー、テッサ・ミラーの仕事術

敏腕クリエイターやビジネスパーソンの卓越した仕事術を紹介する「How I Work」シリーズの番外編、米Lifehacker編集部の働き方をお届けする「How We Work」。前回の編集長ウィットソン・ゴードンに続き、今回はテッサ・ミラー(Tessa Miller)編をお届けします。

私はこれまで多くの才能あふれる人々にインタビューをし、「How I Work」シリーズを書いてきました。ですが、今回は自分自身にインタビューをしたいと思います。以下に紹介するのは、仕事を進める上で私が気に入っているやり方です。

氏名:テッサ・ミラー(Tessa Miller)

居住地:ブルックリン、ニューヨーク州

現在の職業:寄稿編集者

現在のコンピュータ:MacBook Air 13インチ

現在のモバイル端末:iPhone 4S

仕事スタイル:感謝しつつ

── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

昨年の回答からあまり変化していないのですが、しっくりくるアプリに出会うと、それをずっと使い続けます。

すべての情報を整理するのにGoogleを使っています。Chrome、Gmail、カレンダー、Docs、マップ、あとはReaderの代わりにFeedlyですね。そのほかには、Coursera、Twitter、Instagram、Spotify、TextExpander、Dropbox、AccuWeather、Yelp(読む専用で書くことはありません)、そしてペンと紙を使っています。

昨年使い始めた健康系アプリが2つあります

ひとつが『My Fitness Pal』です。

ソーシャルメディアで私のことをフォローしている方や、この記事を読んだ方はきっとご存知かと思いますが、私は1年少し前に炎症性腸疾患とセリアック病にかかりました。My Fitness Palは、ダイエットのためではなく、「その日になにを食べたのか」を記録するために使っています。そうすれば、グルテンに身体が反応したときに、その原因を突き止めることができるからです。

このアプリを使えば、病気のパターンをつかむこともできます。たとえば、突然イライラしたとき、その前に多くのカフェインを摂取していたことを記録していれば、おそらくそれが原因だとわかります。もしくは、気分が良いときに、なにを食べて、なにを飲んでいたかを振り返ることができます。こうした調整は繊細なバランスを要するので、まだ完全にマスターしていませんが、とにかく記録をつけることは役に立ちます。

2つ目のアプリは、『Period Tracker 』(無料版)です。これを使うとホルモンサイクルを追えて、その日の気分や体調を記録できます。おかしく聞こえるかもしれませんが、このアプリを1年間使ったおかげで、自分の身体をより良く理解できるようになりました。炎症性腸疾患は、ホルモンのバランスが変化し、ストレスが増えると悪化します。このアプリはそうした点を管理するのにとても便利です。

── 仕事場はどんな感じですか?

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最近は自宅で仕事をしています。設備は昨年から変わっていません。ですが、住まいは昨年6月に引っ越しました。今はテラスハウスの最上階に住んでいるのですが、とても静かで日当りが良いです。一日に立っている時間は長くありません。小さなステッパーを一時間ほど、仕事をしながら使っています(変人に見えるかと思いますが)。もうひとつ、仕事場でのお気に入りはギルバートという名前のベタ(魚)です。彼は一日中、ぎろりと私をにらみつけてます。とっても魅力的なんです。

── お気に入りの時間節約術は何ですか?

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昨年は、「洗濯物を所定の場所に入れるだけのクリーニングサービス」と答えましたが、もう利用するのは止めました! コインランドリーを楽しんで使うようにしています。2~3時間座って読書するのに良い言い訳になるので。

Eメールのシステムは、昨年ずいぶん改善されました。過去のメールをあちこち探しまわらないで済むので、かなりの時間を節約できます。仕事用メールのほかに、Gmailのアカウントをひとつもっています。友人や家族からのメール(これらのメールには重要ラベルを貼ります)、登録したサービスのメール(セール情報、銀行、お店など)はこのアカウントに届きます。このアカウントの未読メールはとんでもないほど多いですが、焦ることはありません。

仕事用メールは未読数ゼロです。とにかく優先してチェックするようにしています。ジャンクメールは即座に削除して、ほとんどのメールをできるかぎりすばやく返信するようにします。それから、重要度の高いメールはすべてラベルを貼ったり、スターマークをつけています。

あ、それから留守番電話はぜったいに聞きません。

── 愛用中のToDoリストマネジャーは何ですか?

つまらない回答ですが、ペンと紙です。他のことはすべて、キーボードかタッチスクリーンを使ってやるのですけどね。リアルなリストを手で書かないと、文字の書き方を忘れてしまいそうで! ノートを忘れたら、iPhoneのメモ帳を使います。

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── 携帯電話と PC 以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

ジュースのことはもううんざりするほど聞いているかと思いますが、私は自分の誕生日にBreville juicerを買いました。お気に入りのキッチンガジェットです。(実は『Fat, Sick and Nearly Dead』を観ました。ひどい内容なんじゃないかと思っていたのですが、実際に映画を観たら号泣してしまい、しまいにはネット上でジューサーを買ってしまいました。)簡単に果物をきれいにすることができればよいのに、あと果肉の使い道についてよくわかっていればよかったと思います。

── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

午前中は、Daily ShowとColbertを片付けをしながら観たり、聴いたりします。そのあとは、ほとんどの時間をSpotifyかGrooveSharkを聴いています。過去数週間に聴いたものを振り返ると、Blood Orange、Disclosure、 Kindness、London Grammar、Bjork、Nina Simone、Burial、Diiv、Antony & The Johnsons、Television、Neil Young、Fleetwood Mac、Tim Buckley、Sepalcure、Beyonce、Fiona Apple、Dum Dum Girls、Billie Holiday、The Walkmen、 Van Morrison をよく聴いていました。

編集をしているときや、特に集中して読み物をしているとき、締切が近づいているときは静寂を必要とします。

── 現在、どんな本を読んでいますか?

大学生のときに読んでいたロシア文学を読み直しています。『アンナ・カレーニナ』『カラマーゾフの兄弟』『Omon Ra』『Heart of a Dog』『Another Life 』『The House on the Embankment』『イワン・デニーソヴィチの一日』『We Never Make Mistakes』です。チャールズ・デュヒッグの『習慣の力』も読んでいます。

毎日読むのはニューヨークタイムズ、Chicago Tribune、the Verge、Wired、the Atlantic、the Awl、あとGawkerの運営する全サイトです。それから、記事のネタを探すために大量のブログを読みます。毎週、毎月、New Yorker、the Gentlewoman、New York Magazine、the Wirecutter、Popular Scienceとそのほか数々のサイエンス系雑誌を読み、そのほか気になる長文記事をメールの下書きに書き留めています(Pocketに入れて保管したほうがよいとわかっているのですが)。

── あなたは外向的ですか、内向的ですか?

内向的です。良くも悪くも。ほとんどの時間を頭の中で過ごしていています。その時間は長過ぎるかもしれません。そして、思考を深め、エネルギーを得るにはひとりの時間が必要です。とはいえ、他の人と過ごすことで、すばらしい発見や喜びも得られます。MBTI診断によれば、私はINTP型で、気難しい学者になるようなタイプとのことです。

── 睡眠習慣はどのようなものですか?

寝るのは大好きなのですが、得意ではありません。その原因の多くは自分にあります。Netflixをベッドの中で観てしまったり、目をつむっているべきときに、なんとなくスマホを見てしまったり。それから部屋の中の小さなライトを付けっぱなしにしていますが、人間は暗闇でもっともよく眠れるものだと理解しています。でも、一人暮らしだから、こわいんです! たいてい11時か12時までには眠りますが、夜中に数回目が覚め、7時半までには起きます。

── あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

Louis C.K. とNeil deGrasse Tysonです。

── これまでで気に入っているライフハッカーの記事を教えてください

私はライフハッカーのライターと一緒に仕事ができるだけでなく、世界中のライターと一緒に仕事ができるという点で、非常に恵まれていると思います。ネットから収集した記事を元に、日に2本は記事をつくります。元記事を書いたライターとも共同で作業をします。お気に入りの記事をすべて挙げることは到底できませんが、以下の記事はここ1~2年に掲載された記事です。

それから、スマートで面白くて、影響力の大きい人々にインタビューして、How I Workシリーズと「Behind the App」シリーズを書いてきました。以下に挙げるのは、その中でも特に気に入っているものです。

── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

昨年の回答をコピー&ペーストします。

「混沌さを過小評価するな」

そして、父がかつて私に向けて贈ってくれた、ヒッピーな禅的アドバイスです。「初心者には多くの可能性があふれているが、玄人には可能性がほとんどない。常にスタート地点に戻れ。何度でも」(これは、鈴木俊隆による『禅マインド ビギナーズ・マインド』から得た考え方です)。10代の頃は、こうしたアドバイスに対しては半信半疑だったのですが、今は、常に情熱をもって学べという考え方が気に入っています。

父から高校卒業時に贈られた本

── そのほかに読者に伝えたいことがあればどうぞ

チャールズ・デュヒッグがHow I Workのインタビューで述べた「生産性とは、究極的にはより深く考えること」という言葉に深い感銘を受けました。この言葉は、Lifehackerと私の仕事の意義を集約していると思います。

あと、常に売り込みを受け付けています。tessa@lifehacker.com までメールをください。もしくは @tessajeanmiller にツイートしてください。

それから、最後にもうひとつだけ。私の母(今日は母の誕生日なのです。ハッピーバースデイ、ママ!)、恋人、そして私は、今年の "Take Steps for Crohn's and Colitis" (注:炎症性腸疾患への社会的認識を深めるためのチャリティーウォークイベント)に参加する予定です。参加または寄付の受付はこちらからお願いします。

Tessa Miller(原文/訳:佐藤ゆき)

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