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子どもの前で口げんかをした方がいい3つの理由

子どもの前で口げんかをした方がいい3つの理由

世界でも有名な精神科医で、「Dr. Phil」というテレビ番組も持っているフィル・マグロー博士が先日、「子どもの前で"ケンカ"をしてはいけない」と主張していました。

確かにそれは正しいのですが、彼の主張には重要なポイントが抜けています。子どもの前で通常の"口論"、すなわち口げんかをすることは、子どもに多くのことを教えるチャンスだという点です。私がDr. Philのブログを読んでいた理由は忘れましたが、とにかくそれは、このところ私がずっと考えていた話題だったのです。私の考えを要約するとこうなります。

人は議論するもの。愛し合い、一緒に暮らしている者どうしでも議論は起こる。議論の内容は、重要なこともあれば、そうでないこともある。

親が子どもの前でいっさい議論をしなかったら、子どもたちはとても貴重な学習の機会を逃していることになります。

1.愛し合う者どうしでも議論をする

子どもたちは、議論が自然の成り行きであることを学ぶ必要があります。議論をしたからといって、愛し合うことをやめたわけでもなければ、2人の関係に問題があるわけでもありません。それは、人と人がひとつ屋根の下に暮らし、たくさんの責任をシェアしている限り、ときに必ず起こることなのです。

2.相手を敬いながらの議論も可能

罵詈雑言や悪口さえ抑えることができれば、議論というものは非常に生産的で、終わったあとに気持ちが晴れるものです。子どもたちにそのテクニックを教えることは大切です。

3.解決しない議論はない

議論が始まると、子どもを別室に行かせてしまう親が多いようです。気持ちはわかりますが、その行為が子どもに与える影響を考えてみてください。議論の始め方を見せておきながら、収束のさせ方を見せない。議論というものは、収束に向かう過程にこそ、本当に大切なことが存在するのです。

もちろん、子どもにとって不適切な会話もあります。浮気をした配偶者との対決に子どもを巻き込めとは言いません。それに、小さな子に見せるには時期尚早な行為もあるでしょう。

ここで私が言いたいのは、議論が始まった、もしくは始まりそうになったからといって、子どもを別室に退避させる必要はないということ。どうぞ、解決に至るまでの一部始終を見せてください。どうせ別室にやったとしても、壁に耳をあててやり取りを聞いているだけですから。

Walter Glenn(原文/訳:堀込泰三)

Photo by jeffeaton.
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