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「ずっと会社にいてほしい」と言われるために心がけたい3つのこと

「ずっと会社にいてほしい」と言われるために心がけたい3つのこと

「あなたには、ずっといてほしい」と会社で言われるために、いますぐはじめる45のこと』(藤井佐和子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、キャリアカウンセラーとして、多くの有名企業で一般職や管理職女性向けの講演・研修を年間200回以上も行い、13000人以上の女性のキャリアカウンセリングを実施してきたという人物。そして、そんな立場から見た「企業がラブコールを送る女性の3つの条件」は、

  1. いつもごきげんで安定している
  2. 会社全体を見て仕事をしている
  3. 小さなことでも日々改善している

きょうは本書のなかから、STEP 1「自分のいまの状況を『棚卸し』する」に焦点を当ててみます。

1.どんな評価を受けたいか

「将来のビジョンやキャリアプランがない」と悩む人は多いもの。しかし、いまの時点ですぐに将来のキャリアが思い浮かばなくても、まったく心配はいらないと著者は言います。そんなときは、「職場で、周囲から、どんな評価を受けたいか」を軸に考えてみる。次の質問で、細かく具体的にイメージしていくといいそうです。

  1. いままでかけてもらってうれしかった評価の言葉は?
  2. 実際に会ったことのある人で、素敵だなと思った人は? その理由は?
  3. 直接会ったことはないけれど憧れの人は? その理由は?

2と3は、その人の言動と、なぜそれがよいと思ったのかも、できるだけ具体的に書き出すことがポイント。そして「こんな自分になりたい」を日常的に意識するだけで行動が変わり、仕事や周囲の人との関わり方にも変化が現れるとか。

また、キャリアプランが見えないときは、目の前の仕事にしっかり取り組み、「なりたい自分」になるための時間にすることが大切。上司や職場の人たちは、ちゃんと見ているものなので、そうすれば「協力したい「一緒に仕事をしたい」と思ってくれる仲間を増やせるというわけです。(20ページより)

2.資格より、目の前の仕事

「なにか資格を取得したい」と考えている人は多いと思います。著者も実際、キャリアカウンセリングや講演で、そう質問されることが多いそうですが、しかしこの考え方については、「実はあなたが思っているほど、資格は万能の武器にはなりません」と切り捨てています。

理由は、資格だけ持っていても、そのスキルを使った経験がないと「実積」とは認めてもらえないものだから。「簿記3級」という資格よりも、実際に経理で仕事をしたことがあるかどうかが重視されるわけで、つまり資格は「あるに越したことはない」けれども「万能薬ではない」ということです。

資格取得に必死になるより、自分がこれまでやってきた仕事に自信を持ち、その実積から自分の強みを見つけることが大切。企業が求めているのは「自分の将来のために資格取得に必死になっている人」ではなく、「目の前の仕事で会社に貢献している人」。まずは与えられた仕事に集中し、実積をつくることが大切だというわけです。(26ページより)

3.「強み」と「実積」を身につける

「自分の経験に自信がない」「自分の強みがわからない」という場合は、次のようなことを書き出してみながら、これまでの経験を振り返ること。

1.いままでやってきた仕事内容を時系列に並べる

2.その仕事ごとに、次のような項目をつくり、書き込む

自分なりに工夫したこと

できるようになったこと

ほめられたこと

周囲とのやりとりでうまくいったこと

こうすれば、なかなか気づくことができない自分の強みを見つけ出すことが可能に。そして強みが見つけたら、目の前の仕事に活かす。それが、これからのキャリアになっていくのだといいます。(28ページより)

著者のキャリアを考えてみれば、女性を対象にして書かれているのはむしろ当然のことかもしれません。しかし読んでいると、「男性でも応用できるのでは?」と感じることがらが多いことにも気づきます。つまり男女に関わらず、多くの人が共感できる内容になっているわけです。

(印南敦史)

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