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読みにくいデザインは、内容が良くとも読み手にストレスを強いる:研究結果

読みにくいデザインは、内容が良くとも読み手にストレスを強いる:研究結果

99U:タイポグラフィーやカーニング(文字詰め)は、見た目を美しくしたり、読みやすくしたりするだけでなく、読んでいる言葉に対する感じ方にも影響を与えます。

ooomf 社の共同設立者の Mikael Cho さんは、フォントサイズからスタイル、行間にいたるまで、どのようにすれば心地よく感じさせるかというガイドを作成しました。

研究によって、レイアウトのデザインがきちんとされていないものを読んでいる読者は、嫌な気分になることが分かりました。この感情が、しかめっ面や眉をひそめるというような、身体的な表現として表れることがあります。眉間にしわを寄せる筋肉(皺眉筋)は、脳の感情を司る領域である扁桃体につながっています。

一方、レイアウトが読みやすいデザインのものを読んだ被験者は、読むのにかかる時間も短く、良い気分になっていました。きちんとデザインされているレイアウトのものに親しんでいる人は、認知に対する意識がより高く、心理的なプロセスもより効率的で、明晰な感覚が強いことがわかりました。

おそらく、どのようなフォントを選ぶかによって、文字を読む前から、先入観や内容に対する言外の意味を、読み手に与えているのでしょう。

フォントは人によってデザインされたものなので、普通はそれに何らかの意味が込められています。フォントは文化と結びつきが強いので、意図的に出そうとしている雰囲気とかなり異なるフォントは、選ばない方がいいでしょう。

これは、文章を書く時にフォントやレイアウトデザインを最優先しなければならない、という意味ではありません。Choさんが熱く語っている「どんなに良いデザインも悪い内容をカバーしてはくれない」ということもお忘れなく。

According to Science, This Font is Giving You a Whole Lot of Feelings|99U

Sasha VanHoven(訳:的野裕子)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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