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こと仕事については、人は褒められて伸びるより、批判されて伸びる

こと仕事については、人は褒められて伸びるより、批判されて伸びる

自分のやったことに対する意見を聞いた時、「すごく良かったよ!」と言われれば自尊心は満たされますが、正直言ってその意見はまったく役に立ちません。仕事や作品を向上させたいのであれば、賞賛だけではなく他の意見をもっと聞いた方がいいです。

『Permission marketing』(邦訳『パーミションマーケティング──ブランドからパーミションへ』 、翔泳社)など、マーケティング論で広く知られるセス・ゴーディンの言葉から。ゴーディン曰く、「賞賛は気分を良くしてくれるが、批評のような価値ある意見が聞けなかったという事実を覆い隠してしまう」。もちろん賞賛は悪いものではありませんが、向上するには批判や批評も必要です。

「すごく良い仕事をしてくれたよ。まさに期待通りだった。非の打ち所もない。完ぺきだ。素晴らしい」

お分かりでしょうが、これは意見ではありません。賞賛です。賞賛は素晴らしいものです。誰もが誉めて欲しいと思っています。

しかし、向上したいのであれば、積極的に意見を聞いて回るべきです。そして、あら探しではない意見を聞くことができれば、それは建設的なものになります。その意見の中には、例えば顧客をもっと効果的に喜ばせる方法が隠れているのは明らかで、これまで以上に素晴らしいものが提供できるようになります。

良い意見を言ってもらうためには、批判をしてもらえるような人間にならなければなりません。上から目線で皮肉を言うような人ではなく、思慮深い意見を言ってくれる人をきちんと見定められれば、大いに役に立つ意見を聞くことができるはずです。

The feedback you've been waiting for|Seth Godin

Eric Ravenscraft(原文/訳:的野裕子)

Photo by Joe Shlabotnik.
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