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大切なボーナスを無駄にしないために役立ちそうな「お金の本」2冊

大切なボーナスを無駄にしないために役立ちそうな「お金の本」2冊

ボーナス時期ということもあり、大切なお金の使い道に慎重になっている方も少なくないはず。そこできょうは、お金の管理に関する2冊の書籍をご紹介したいと思います。

10万部のベストセラーを書き込み式のワークブックにした『お金の不安が消えるノート〜60日でお金が貯まる1日1分の習慣〜』(田口智隆著、フォレスト出版)、そしてNHK「あさイチ」でも話題を呼んだという『図解 年収200万円からの貯金生活宣言』(横山光昭著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)がそれです。はたしてどんな内容なのか、それぞれを見てみましょう。

ノートに書き込み不安解消

『お金の不安が消えるノート〜60日でお金が貯まる1日1分の習慣〜』の著者は、パチンコ、競馬、麻雀、キャバクラ、ブランド品でカードローン地獄にハマり、わずか28歳で借金500万円、最低時の月収は手取り13万円。自己破産寸前まで追い込まれたという人物。

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しかし、そんな状況を救ってくれたのが、使ったお金をもれなく記録していくことだったのだとか。「CHAPTER_01 1週間でお金が貯まる! お金を生み出すノートの書き方」で説明されているその基本的な流れは、以下のとおりです。

LESSON_01 30日間、使ったお金をもれなく記入していく。

(1)ノートに日付を書き、(2)お金を使ったらその都度、品物と金額を書き入れ、(3)1日で使った合計金額を書く、という作業を1ヵ月続ける。(12ページより)

LESSON_02 お金は「消費」「投資」「浪費」の3つに分ける。

このステップでは(1)ノートに2本のラインを引き、「消費」「投資」「浪費」の項目ごとに分け、(2)「消費」「投資」「浪費」自分の出費をのいずれかに分類し、ノートに書き込む。(3)こうすることでマネー感覚が身につき、ムダづかいをしなくなる。(14ページより)

LESSON_03 細かくお金をチェックし、浪費を投資に変える。

(1)ノートの余白にちょっとした気づきを書いておくことで、(2)自分のお金の使い方の傾向をつかめる。(3)「消費」のつもりの支出が「浪費」だった、などということを防止できる。(16ページより)

LESSON_04 無理なく続ける。

「消費70%、投資20%、浪費10%」をキープする。(18ページより)

これだけで、「あなたのお金に関する悩みはすべて解決します。しかも、必要なお金を作り出すことも」できるようになると言い切ることには違和感も禁じ得ませんが、少なくともこのような習慣をつけることが、お金の管理の基本として有効であることは間違いないはず。

貯金力を高める

『図解 年収200万円からの貯金生活宣言』は、2009年のベストセラーになった『年収200万円からの貯金生活宣言』の「図解版」。お金を「ショー(消費)」「ロー(浪費)」「トー(投資)」に分けるだけで貯金体質になれるというアプローチは、『お金の不安が消えるノート〜60日でお金が貯まる1日1分の習慣〜』と共通しています。

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しかしこちらは、「貯金力を高める」ための手段を、フローチャートやグラフなどを駆使することでわかりやすく解説するという手法を用いています。その第一段階である「貯金力チェックテスト」をご紹介しておきましょう。

  • レシートはもらわないし、中味も気にしない。
  • 特売品を買おうとお店に行くが、他のものも買っている。
  • クレジットカードのキャッシングで、貯金を「下ろす」感覚になったことがある。
  • 誘われたら、お金がなくてもつきあう。
  • バーゲン品は買わないと損だと思う。
  • クレジットカードが使える場面では、現金は使わずカード払い。
  • 100円ショップで大量に買い物をしてしまう。
  • 時間は守るつもりだけど、よく遅れる。
  • 冷蔵庫や玄関は汚い。
  • 老後と明日。より心配なのは明日のほう。
  • お金を貯める努力は、恥ずかしいことだと思う。
  • ケチと節約の違いが分からない。
  • 夫婦の場合、妻が家計のやりくりをするのが当然だと思う。
  • 「何とかなるさ」と思うことが多い。
  • 風水や水晶、印鑑などの関連グッズが好きだ。

(2ページより)

チェックの数が0〜3個なら貯金力は90点で、「貯める素質十分にあり」。4〜6個なら貯金力75点で、「工夫次第で貯まります」。7〜9個なら貯金力は60点で、「気をつけないと貯まりません」。10〜12個だと貯金力は40点(以下赤点)で、「かなりがんばらないと貯まりません」。そして13個以上の場合は貯金力20点で、「この本でがんばってください。でも一転して貯金体質になる可能性が一番高いですよ!」とのこと。

この段階で自分のタイプを見きわめてから本書を読み進めれば、「貯金力アップ」を目指せるわけです。

ともに「消費」「投資」「浪費」に注目しながらも異なったアプローチを試みる両者には、それぞれの魅力が。どちらが自分に適しているか、比較してから利用してみてはいかがでしょうか?

(印南敦史)

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