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ブログで意識を共有、「逆線表」で目標設定:熊谷俊人千葉市長の仕事術

ブログで意識を共有、「逆線表」で目標設定:熊谷俊人千葉市長の仕事術

先日公開した記事(千葉市のビッグデータ/オープンデータ活用案が「うちのところもやればいいのに」と思わせる)でも取り上げた、千葉県千葉市のビッグデータ/オープンデータの活用。また、これらの活用に加えて、千葉市はICT(情報通信技術)を使い、さまざまな取り組みを進めているところだといいます。

たとえば、「ちばレポ」は、市民がゴミの不法投棄や公園遊具の破損のような問題を見つけた際に、携帯電話などから写真付きで投稿すれば、市職員が対応するという取り組みです。

現在の千葉市長である熊谷俊人氏は、就任当初からこのような「改革」を期待されていました。国内外のイノベーションを様々な切り口で紹介するウェブメディア『Mugendai(無限大)』が行ったインタビューには、熊谷氏による「改革のための戦略」の一端を見ることができます。その中から、日々の仕事にも応用できそうな2つのアイデアを紹介します。

ブログを活用してみんなの方向性を合わせる

── 市長自ら先頭に立って、精力的にICTを駆使した改革に取り組んでいらっしゃいますが、役所の中で反発はないのでしょうか。

熊谷 私が10年前に同じことをやったら反発があったかもしれません。時代の流れもあるのでしょうが、今は比較的受け入れてくれています。私は市長になった当初からブログを通してさまざまなメッセージを送ってきました。市民の皆様だけでなく、職員がブログを読むことで、いろいろな施策について「次はうちの課もその取り組みが始まるな」と心構えもできます。市政の方向性が常に見えることで、仕事の効率も上がるようです。

市民や職員が共通して見られるブログを活用し、考え方や方向性を共有する。実際に熊谷氏のブログを見てみると、議会の進捗や補正予算案の説明、動物公園で新たに生まれたレッサーパンダの命名式まで、マメに発信をしています。

最初に〆切を決めてから過程を決める「逆線表」

── 学生時代から歴史がお好きで、戦略の重要性について考えていらしたとか。

熊谷 歴史は人類が歩んできたデータそのもの。戦略立案やその後の展開など、歴史的視点はさまざまな面で参考になります。歴史をしっかり分析して、今後に生かすことが人類の知恵につながると思います。特に、失敗の歴史を分析することが大事ですね。会社員時代はよく、「逆線表」で、いろいろなプランを考えました。最初にエンドラインを決めて、いつまでにこれをするためには、この時点でどうすると目標を設定する。市長になる前も、自分が市長になったらという仮定のもと、1期4年、逆線表で構想を練っていました。

「なぜ失敗したのか」に関心を寄せて成功への学びとする。そして、自身が実行する際には〆切を定めてからポイントごとに目標設定をする。熊谷氏なりの「成功への近道」が見えるようです。

『Mugendai(無限大)』では熊谷市長の構想や千葉市における改革の取り組みなど、インタビュー全文が読めます。千葉市民だけでなく、自分の住む街について考えてみるきっかけとなりそうです。下記のリンクよりどうぞ。

民間出身の若き市長が主導する千葉市のオープン・ガバメント(前編)/(後編) | Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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