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リアルタイム文書コラボツール「Quip」のCEOが語る、未来のインターフェースとは?

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リアルタイム文書コラボツール「Quip」のCEOが語る、未来のインターフェースとは?

インターフェース開発であればBret Taylorほど豊富な経験を持つ人は多くありません。彼はGoogleマップの開発に携わり、Facebookによって買収されたFriendFeedのフィードを手がけ、その後Facebookで働き、3カ月ほど前に公開されたばかりの「Quip」という携帯デバイスで使うことにフォーカスしたエディタの開発を行っています。

先日行われた「Gigaom」のロードマップカンファレンスで彼はインターフェースの未来に関する彼の考えを共有してくれました。Taylorは「携帯時代向けの生産性スイートを作る」というミッションを掲げてQuipをローンチさせました。そのためQuipはタブレット、携帯電話、パソコンなど様々なデバイスに対応。つまりこれはそれだけ多くのインターフェースを構築する必要があった、ということを意味します。

TaylorはQuipについて次のように語っています。:

いまや、複数デバイスの連携は当たり前です。その上で生産性にフォーカスしたアプリを一から作ろうとしたとき、我々が焦点を当てたのは「いかに既存のアプリとの差別化を図るか」という点です。加えて、文字組み以外の部分に、かなり多くの時間を費やしました。

これまでのエディタと違い、最近はドキュメントは決まったサイズの紙に印刷されるわけではありません。我々はリアルタイムコラボレーション、そして文章を書く作業とプッシュ通知をいかにして組み合わせるかについて考えることに多くの時間を費やしました。

つまりQuipのインターフェースは、モバイルデバイスでの使用およびコラボレーションによる作業に焦点を絞っていることを意味します。ですが、これは実際のデザインを行っていく上でどのようなインパクトをもたらしたのでしょうか?

「Quipのタブレットアプリとデスクトップアプリはほぼ同じ見栄えに仕上がっている、というのがQuipの特徴です。小さな画面での作業を可能にするために、より密度が低く、シンプルなものへと移行していく傾向が今後続いたとしても、私はさほど驚かないでしょう」とTaylorは語っています。

モバイル機器の発展と複雑化していくテクノロジーの進化の影響を受け、より多くのユーザを獲得するために開発者はインターフェースをできるだけシンプルなものにせざるを得なくなってきています。

ロードマップ2013の映像を見たい方は動画を再生してみて下さい。

ちなみに彼が開発しているQuipは5名までの使用の場合は無料。それ以上の人数での共有を行う場合には1カ月12ドルからとなっています。

Quip CEO talks the future of interfaces | Gigaom

Alex Colon (訳:まいるす・ゑびす)

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