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HOW I WORK

あなたの仕事場、見せて下さい:まるで映画! 複数モニタに囲まれて働くデジタル捜査官の場合

あなたの仕事場、見せて下さい:まるで映画! 複数モニタに囲まれて働くデジタル捜査官の場合

これまで各界の著名人たちの「仕事術」を紹介してきた連載 How I Workシリーズ。その番外編として、米Lifehacker読者からの投稿による「How You Work」シリーズをお届けしています。

自動化Loveな理系男子、ジョン・リーマンさんに続く今回は、ウェストバージニア州の州都チャールストンでデジタル捜査を担当するジェレミー・バーンズ保安官代理の「How I Work」です。

ジェレミー・バーンズ

  • 氏名:ジェレミー・バーンズ(Jeremy Burns)
  • 居住地:ウェストバージニア州チャールストン
  • 現在の職業:保安官代理/刑事/デジタル捜査官
  • 現在のモバイル端末:Apple iPhone4S、Apple iPad3 GSM
  • 現在のコンピューター:Degital Intelligence社の「FRED」(ハードディスクから証拠を復旧するための装置)を2台使っています。そのうち1台には20テラバイトのRaid5アレイを導入してます。日々の業務に使うメインコンピューターは、27インチのApple iMac。捜索令状を持って現場に向かうときは、15インチのApple Macbook ProとTableauのWrite Blocker(書き込み防止装置)セットを持って行きます。
  • 仕事スタイル:過労

「これがないと生きられない」というアプリ/ソフトがありますか?

バーンズ:疑わしいハードディスクの科学捜査には、AccessDataの「Forensic Toolkit(FTK)」とGuidance Softwareの「Encase」がないと始まりません。ハードディスクを入手したら、まずはMagnet Forensicsの「Internet Evidence Finder」にかけます。詳細捜査が必要となる証拠を手軽に見つけることができるので、非常に便利なツールです。携帯電話やGPSデバイスを取り扱うときは、UFEDの「Cellebrite Touch Ultimate」でデータ抽出を行います。ほかにもいくつかのツールを使っていますが、それを教えたらあなたを殺さなければならなくなってしまいます。

仕事場はどんな感じですか?

バーンズ:3層のデスクに取り囲まれていて、頭上には棚があります。できるだけたくさんのモニターを周囲に配置することで、マルチタスクを実践しています。娯楽用に、5.1chの1000Wサラウンドシステムも導入しています。

お気に入りの時間節約術は何ですか?

HOW YOU WORK

バーンズ:事件に関するハードディスクを入手したら、すぐにイメージ化して保存し、詳細分析の時間が取れるようになるまで取っておきます。そうすることで、物理デバイスを手早く証拠として保存できますし、それが被害者や目撃者の所有物だった場合、すぐに返却できます。

愛用中のToDoリストマネージャーは何ですか?

バーンズ:物品の出入は「Microsoft Excel」で記録しています。特定の事件についてのメモを取る際は、QCC Digital Forensic Laboratoriesの「Forensic Case Note」を使います。

携帯電話とPC以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

バーンズ:『ドクター・フー』(イギリスのSFドラマ)のUSBハブですね。サムドライブを挿すと鳴るTARDIS(タイムマシン)の起動音が最高です。

日常のことで「これは他の人よりうまい」ということは何ですか?

バーンズ:イヤミを言うことでしょうか。

今、どんな本を読んでいますか?

バーンズ:コンピューターを使った仕事をしているというだけで、ソフトのマニュアルとマンガしか読んでいないように思われがちです。でも、それは間違いです。なぜなら私はマンガしか読まないから。

仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

バーンズ:そのときの気分とストレスの量によります。とはいえ、Skrillexを聞いていると、1日が速く過ぎていきますね。

あなたは外向的ですか、内向的ですか?

バーンズ:内向的でいたいのに、やむを得ず外向的です。

睡眠習慣はどのようなものですか?

バーンズ:ひどい状況です。仕事の負荷が高すぎていつもイライラしています。

あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

バーンズ:デッドプールです。(アメリカのコミック『X-メン』に登場するキャラクター)

これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

バーンズ:「態度がすべて。人生に居場所を見つけなさい」です。学生時代、映画館でバイトをしていたんですが、ある日酔っ払いの女性が私の両肩に手を置きながらそう言ったんです。それ以来、その言葉を書き留めたメモを何年も持ち歩いていました。すると先日、中華料理屋で出されたフォーチュンクッキーを開けたら、同じことが書いてあったんです。数年前の酔っ払いの女性を思い出し、これは運命に違いないと結論付けました。いえ、ただ単に、あの女性が中華料理を食べた後に映画館に来ただけだったのかもしれませんが......。

ほかに、読者に伝えたいことがあれば、どうぞ

バーンズ:私は2013年に、未成年者とセクスティング(携帯電話による性的な画像のやり取り)に関する法律を書きました。それから先日、映画に出るという一生に1度の機会をいただきました。ぜひ、2014年4月公開(米国)の『Captain America 2: The Winter Soldier』を見てください。左から3番目にいるのが私です。

Jeremy Burns(原文/訳:堀込泰三)

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