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「モチベーションの第一人者」の言葉から引き出した7つのヒント

「モチベーションの第一人者」の言葉から引き出した7つのヒント

1分間でやる気が出る146のヒント』(ドン・エシッグ著、弓場隆訳、ディスカヴァー携書)が単行本として出版されたのは、いまから14年前の1999年のこと。このたびお目見えした本書は、同タイトルに加筆修正を行なったうえで新装版としたものです。

著者は、教職に従事したのち、地元の放送局でアナウンサーとして活躍したという人物。同時に経営コンサルタントとしても多くの実積を持ち、リーダーシップについても造詣が深く、「モチベーションの第一人者」として全米で講演活動も行っているのだとか。つまりそんな立場から、やる気がすぐに出てくるようなメッセージをまとめたものが本書だというわけです。

ストレートな筆致が貫かれた典型的な自己啓発書であり、書かれていることもきわめてシンプル。そのぶん誤解を受けやすい側面もあるかと思いますが、日常でちょっとした迷いが生じたときなどには、ほどよいヒントになるかもしれません。いくつかを拾ってみましょう。

1.長所は自分で手に入れる

長所とは偶然に手に入るものではない。それは高いところに目標を置き、ひたむきに努力し、計画性を持って前進し、念入りに磨き上げて、ようやく得られるものなのだ。(中略)どんな行動をとるときでも、必ずいくつかの選択肢がある。そのなかから正しい選択をするのは戦いだ。私たちが長所を持てるかどうかは、その選択にかかっているのだ。(17ページより)

2.「もう年だ」という言い訳をしない

私たちは「もう年だ」「燃え尽きた」「いまさら何かを学ぶなんてできるはずがない」といった言い訳をよく耳にする。(中略)しかし、どんなことでも情熱を傾ければ必ずできる。年齢は関係ない!

どうすれば自分の目標を達成できるかを考えてみよう。人生に対する情熱を取り戻し、最大限に充実した人生を送ろう。人生は短い。ぼやぼやしていると、あっという間に終わってしまう。(22ページより)

3.常にチャンスを探す

あなたは変化を恐れているのかもしれない。もちろん、それは正常な心理だ。しかし、もしあなたが今していること以外に自分は何もできないと思い込んでいるとしたら、それは違う。

あなたは最近、新しいチャンスを探したことがあるだろうか。チャンスはときに苦労のように見えることもある。だから、ほとんどの人はそれに気づかずに見逃してしまっている。(26ページ)

4.時間の使い方を考える

研修を担当する時間管理の専門家たちは、その会社を観察して時間がどのように浪費されているかを分析する。

その際、とかく時間の「浪費」とされてしまうのが考える時間だ。しかし、私に言わせれば、考える時間は無駄な時間ではない。(中略)最も大切なのは、物事をきちんとやり終えることだ。どのようにやり終えるかは問題ではない。効率的であればいいのだ。(33ページ)

5.人の話をしっかりと聞く

人の話をよく聞くことは、コミュニケーションの基本的なルールである。ところが、このルールはほとんど守られていないというのが現状だ。(中略)人の話をよく聞くことは集中力を必要とする。また、相手の話に興味を持たなければならない。(中略)いろんな人と話し合い、アイデアを分かち合って、聞き上手になることを心がけよう。(38ページ)

6.達成感を想像しながら進む

したくない仕事は職場にも家庭にもある。なぜ、したくないのか? それは、面倒なプロセスにばかり気をとられて、それを成し遂げることで得られる達成感についてあまり考えないからだ。

成功する人は達成感に意識を向ける。自分が今まで仕事を成し遂げたときに感じた誇らしい気持ちを思い出そう。(52ページ)

7.柔軟な心を持つ

柔軟性に欠ける人は、新しいアイデアを聞くとすぐに否定的な意見を言ったり眉をひそめるといった拒絶反応を示す。

自分にどれだけの柔軟性があるか考えてみよう。新しいアイデアに対してすぐに拒絶反応を示してはいけない。柔軟性のある人はまず考えるのだ。

1項目1ページにまとめられているだけあって、ひとつひとつのメッセージは非常に簡潔。また新書サイズで読みやすいので、出勤途中などに最適ではないでしょうか。

(印南敦史)

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