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感謝の気持ちを「ちゃんと伝える」ために有効な3つのポイント

感謝の気持ちを「ちゃんと伝える」ために有効な3つのポイント

100人中99人に好かれる ありがとう上手の習慣』(堤信子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、「はなまるマーケット」「ズームイン!!SUPER」などの朝番組で活躍してきたフリーアナウンサー。長い経験のなかで、強く感じたことがあるそうです。

一般の視聴者の方をはじめ、TVタレント、料理研究家、音楽家、スポーツ選手、医療関係者などなど、さまざまな分野の方とご一緒し、多くの刺激を受ける中、いつも感じるのは、第一線で活躍している方々の、人に好かれ人の心をつかむコミュニケーション力には、目を見張るものがあるということです。(2ページより)

特に感心したのは、感謝の気持ちを伝えることにかけての細やかさだとか。つまり本書に書かれているのは、著者がそんな経験から身につけた「感謝の気持ちを伝えるコツ」。3章「『ありがとう』をすぐに実行できる習慣を」に焦点を当ててみましょう。

寝る前5分の「感謝タイム」

著者はこの章で、朝と夜に「感謝タイム」を持つことをすすめています。それが難しければ、まずは夜だけでも。「眠りにつく前の5分は、頭のビデオテープを巻き戻し、感謝したいできごとをカウントしましょう」というわけです。

なお「朝の感謝タイム」については、著者は着替えや洗顔などを終えたあとの15分を活用しているそうです。それは、雑記帳(日記帳)にうれしかったことを書く時間、またはお礼メールやお礼状にあてる時間。

感謝で始まり、感謝で終わる1日。このささいな習慣の積み重ねにより、生活が整い、憂うつに支配されないおだやかな心が保てるといいます。(120ページより)

極上のペンを使う

誰かに感謝をする際、著者が心がけているのは手書きでお礼状を書くこと。メールも便利ですが、「ありがとう」を伝えるときには思いが残る方法をとりたいからだというのがその理由です。最近は手紙を書く人が減ったので、相手へのインパクトも強くなります。

そして月に15〜20通は書いているという著者は、どんな紙に、どんなペンで書くかを大切にしているそうです。特に重要なのがペン。道具にはそのモードにスイッチを入れてくれる力があり、思いは文字ににじみ出るもの。だからこそ、まずは持っているなかで一番いいペンで書いてみようという考え方です。

それに、指先やペンは、書いている時に自分の視界に入り続けるため、いいペンを使っていると、丁寧に書こうと思うからか、ふだんとはぜんぜん違う文字になるから不思議です。(127ページより)

細部にまで気を配ることによって、感謝の習慣が身につくというメリットもあるそうです。(124ページより)

名入りレターセットを活用

「名入りレターセット」とは、自分の名前や住所が印刷されたオリジナルの便せんやカード、封筒のこと。大手の文具店やインターネットで簡単に注文でき、目上の方にも友人や身内にも、両方使えて便利だといいます。名入りレターセットで手紙を出す利点は次の3つ。

  1. 紙が上質で洗練されたデザインのものが多いため、達筆でなかったとしても字の子どもっぽさがカバーされ、受け取った相手に礼儀正しい印象を与えることができる。
  2. そもそもそれほど一般的なアイテムではないので、利用すると相手の印象に残る。
  3. 受け取った相手が名入りのものに興味を持つことも多いため、情報交換をしたり、相手の名前入りのアイテムをプレゼントしたりと、コミュニケーションツールとして役立つ。

また書体の違うものを何種類か持っておくと、上司や目上の方への礼状を定期的に出す場合にも重宝するそうです。さらには名入りの名刺サイズのカードを作っておき、仕事の書類にメッセージを添える際に使うと、付せんを貼るより礼儀正しい印象を演出してくれるといいます。

読んでいて少しばかり気恥ずかしさを感じてしまう瞬間もありましたが、それはこちらに素直さが欠けている証拠かも。純粋な気持ちで受け止めれば、「当たり前のことをする大切さ」を再認識できるかもしれません。

(印南敦史)

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