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Googleが買収したジェスチャー認識のベンチャー企業「Flutter」のさらなるビジョン

Googleが買収したジェスチャー認識のベンチャー企業「Flutter」のさらなるビジョン

GigaOM:Googleは、サンフランシスコを拠点とするジェスチャー認識のスペシャリスト企業「Flutter」を買収しました。「Like.com」を買収した時にGoogleにいた2人が、またもやGoogle入りすることになります。ジェスチャーアプリのベンチャー企業Flutterを買収したことにより、Googleがジェスチャー機能の向上を試みているのは明らかです。この買収劇は、最初に「The Next Web」で報じられ、水曜の午後にはFlutter社のWebページでも確認されました。以下がその発表の一部です。

本日、私たちが今後Google社で研究開発を続けられるという発表ができることを、大変うれしく思います。Googleの「10x thinking(10倍の機能向上を実現するようなBig Thinkingを行え)」という方針を共有し、新たな旅にロケット燃料が注入されるのがとても楽しみです。

Google社も、今回の買収について以下のような声明を発表しています。

私たちは、Flutter社の最先端の研究を元にした新しい技術をデザインする能力に、本当に感銘を受けています。その研究を支援し、Googleで共同研究ができるのを楽しみにしています。

買収金額の詳細については何も書かれていませんが、Flutterの6名の社員(ジェスチャー認識に関する博士号も持っている社員も含む)からなるチームは、GoogleのMountain Viewに合流すると聞いています。そのうちの2人にとっては、古巣に戻るようなものです。Flutter社の共同創業者のMehul NariyawalaさんとNavneet Dalalさんは、2010年にGoogleがLike.comを買収した後に、どちらもGoogleで働いていたことがあります。

Flutterは、パソコンのウェブカメラで簡単なジェスチャをキャプチャし、メディアの再生や巻き戻しがコントロールできるアプリで有名ですが、数ある目標のうちの一つが、ジェスチャ認識というかたちになったのです。1年前、筆者はFlutterに関する以下のような記事を書きました。

ジェスチャは第一段階に過ぎません。2人は、Flutterで開発しているiPhoneアプリの基本的なデモを見せてくれました。パソコンの前で手を上げるのは大変なことではありません。しかし、地下鉄に乗っている時に、電話に何かジェスチャをするのはどうでしょう? かなり恥ずかしいですし、カメラと手の距離が近過ぎて、電話がジェスチャを読み取るのが難しいです。「モバイル機器では、顔の表情の方が読み取り精度が高いのです」とDalalさんが説明してくれました。

もっと大きな目標は、パソコンに目を付けて、ユーザーを認識できるようにすることです、と付け加えました。そうすれば、ユーザーが机を離れたら、パソコンが自動的に画面をロックできますよね? 携帯電話はユーザーが楽しいのか機嫌が悪いのかわかりますよね?

Flutterに関してもっと詳しく知りたい人は、記事冒頭のビデオ(英語)をチェックしてみてください。

Google buys Flutter to beef up its gesture recognition skills -- Tech News and Analysis|GigaOM

Janko Roettgers(訳:的野裕子)

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