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短時間で理解して記憶し、仕事で成果を出しやすくする「速読暗記勉強法」

短時間で理解して記憶し、仕事で成果を出しやすくする「速読暗記勉強法」

試験に合格したい人には、試験に合格するための速読がある

理解したい人には、理解に適した速読がある

ビジネスに活用したい人にはビジネスに適した速読がある

実用書をどんどん読みたい人には、多読用の速読がある

同じ速読を身につけるといっても、これらのように情報処理、暗記など、目指すタイプは異なると、『速読暗記勉強法』(牛山恭範著、日本実業出版社)の著者は言います。そしてこれらの速読にあった問題解決をするため、これまでになかった【暗記速読】(暗記に特化した速読)や【理解速読】(理解に特化した速読)を紹介した書籍が本書だというわけです。

忙しくても、本は必要です。忙しいからこそ必要なのです。なぜならば、本は"近道を書いた地図"だからです。ここに速読の間接的な効用があります。速読は、あなたの人生の扉を開き、新しい可能性を開くからです。速読は近道を書いた地図を読むためのメガネです。(24ページより)

速読を広い視野で捉えた考え方自体がとても新鮮。いくつか要点を拾ってみましょう。

練習すればできるようになる

速読は本当にできるようになるのかな?(真実性)

速読は、私でもできるようになるのか?(可能性)

速読ができてもビジネスではダメじゃないかな? 本は触媒だから(有効性)

速読をしても、理解や記憶ができないならば意味がないんじゃないのか?(機能性)

これらの疑問に一度に答えるなら、「速読は短期間である程度誰にでも身につく技術であり、大変効果的な側面もあり、多くの場合役に立ちます」ということになるそうです。そして、「本や文字は、速く読むことができればそれだけいいし、より一層、短時間で理解して記憶してしまえば、仕事で成果を出しやすくなる」のだとか。(32ページより)

メルマガを活用

本を選ぶ力は大切ですが、ネットで探したり、書店で手にとって選ぶ時間のない人は、読書系のメールマガジンに登録しておけば良書を選んでもらえるそうです。ちなみに著者がおすすめするメルマガは、次の4つ。

  • 毎日3分読書革命! 土井英司のビジネスブックマラソン
  • ビジネス選書&サマリー
  • 後悔しないための読書【ビジネス書の本格的書評】
  • 著者が発行している速読メルマガ

どれも無料で良書を紹介してくれるものばかり。また、速読の情報提供もあるということなので、登録してみて損はないかもしれません。ちなみに本を選ぶ力と同様に、速読力や理解力、記憶力や思考力、行動力も大切。しかしそれらは単に掛け算のかたちになっているだけなので、どれかに重きを置くのではなく、すべてを少しずつ引き上げることが重要だそうです。(35ページ)

難しい文章が数十秒で読める理由

自分が欲しい情報を探し読みする状来の速読とは異なり、本書で著者が提供しているのは、内容をしっかりと理解して記憶に残す速読方法。そしてそんなことができるのは、文章の論理構造を把握するように文章を読んでいるからだといいます。

どこに筆者の主張があるのか?

どこに理由やデータがあるのか?

何をもっとも筆者は主張したいのか?

これらを把握しながら読んでいくわけです。(44ページより)

骨格部分を探す

文章を理解するために重要なのは、文章の骨格部分を探すように読むこと。逆にいえば、文章の骨格がわかってしまえば、残りは自然に理解できるそうです。ちなみに文章の骨格は、文章のテーマ、主張、重要な理由で構成されているのだとか。(44ページ)

以後も、速読の実践的なトレーニング方法から記憶量の増やし方、情報の論理的な読み取り方などがわかりやすく解説されているため、速読力を身につけるためには最適。ビジネスの効率を上げるためにも、読んでおいて損はないと思います。

(印南敦史)

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