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Thunderbirdをパワフルにするベストアドオン8選

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Thunderbirdをパワフルにするベストアドオン8選

ウェブメールもたしかに便利ですが、デスクトップメールクライアントを使うべき理由はたくさんあります。『Thunderbird』は開発こそスローペースですが、米LifehackerはWindowsLinux向けベストメールクライアントに挙げています。

今回は、Thunderbirdをさらにパワーアップするアドオンを紹介します。

Thunderbird Conversations

Thunderbird Conversations』は米Lifehackerお気に入りの拡張機能で、Gmailのようなスレッド式のカンバセーションビューを使用できます。異なるフォルダにあるメールもカンバセーションビューで統合表示、スレッドの末尾にあるミニウィンドウからすばやく返信が可能です。メールアドレスの自動補完もあります。

Thunderbird Conversationsを使いはじめるとデフォルトのビューにはもう戻れないとさえ思います。多くのユーザーが、これをThunderbirdのデフォルトUIにすべきだと言っていますが、まったくその通り。まだ少し不具合もありますが、便利さがはるかに上回っています。

Dropbox for Filelink

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Filelink』はクラウドを利用して添付ファイルを送れるThunderbirdの標準機能です。デフォルトではUbuntu OneHightail(旧YouSendIt)、BOXに対応。いずれも優れたサービスとはいえ、なんといってもクラウドストレージの王者はDropboxですね。『Dropbox for Filelink』はThunderbirdのFilelink機能でDropboxを使えるようにするアドオンです。

Filelink機能を使って添付ファイルを送ると、ファイルの代わりにファイルのダウンロードリンクを記載したメールが相手に届きます。つまり、大きな添付ファイルを送っても、相手の受信トレイのディスクスペースを占領したり、受信に何時間もかかる心配はありません。

また、OwnCloud独自のクラウドストレージを構築していたり、WebDAV対応のNASを利用している人には『WebDAV for Filelink』アドオンがあります。

Send Later

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Send Later』はメールを「後で」送信できる拡張機能です。地球の裏側にいる友人の起床時間に合わせたり、送信する前に冷静になる時間を置きたいとき(特に、怒りのメールを送信しがちな人)に使えます。このアドオンはThunderbirdの「後で送信」機能と連携し、15分後、30分後、2時間後、もしくは任意の日時でスケジュール送信が可能となります。

Personal Level Indicators

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Gmailユーザーなら、メールの横に小さな矢印アイコンが表示され、そのメールが自分宛に送信されたものなのか、グループ宛に送信されたものなのかが、ひと目でわかるのをご存じですね。以前にも紹介したPersonal Level Indicators』はThunderbirdにこの機能を追加するアドオンです。矢印の分だけスペースを取りますが、自分宛に直接送信されたメールを一瞬で判別できるのは便利。ほかにも、巨大なメーリングリストからのメールをスルーしたり、矢印の数でソートしてパーソナルなメールだけを先に読むなどが簡単にできます。

Markdown Here

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ThunderbirdでMarkdown記法を使いたいなら『Markdown Here』をインストールするだけでOK。メールをMarkdown記法で書いたら、作成画面上で右クリック、メニューから「Markdown Toggle」を選択します。HTML化されたプレビューが表示されるので、思い通りに整形されていればそのまま送信。修正したければ、再度作成画面に戻りましょう。なお、受信者にはあなたがMarkdown記法を使ったことはわかりせん。

Lightning and Provider for Google Calendar

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Lightning』はThunderbirdにカレンダーを追加するアドオンです。多くのメールアプリにはカレンダー機能が標準でついています。たとえば、GmailはGoogleカレンダー、Mail.appはiCal、Microsoft Outlookも独自カレンダーを持っています。Thunderbirdでカレンダーを使うならLightningです。多機能とはいえませんが、カレンダーが使えるだけでも便利ですね。『Provider for Google Calendar』アドオンと連携させれば、Googleカレンダーとの同期も可能。

ただし、少しバグもあります。拡張機能の開発者たちはGoogleカレンダーの仕様変更やThunderbirdのアップデートに追いつくのに苦労しています(最近はスローダウン気味とはいえ)。とはいえ、ThunderbirdとGoogleカレンダーを連携させれば、予定をメールから直接カレンダーに追加したり、メールクライアントで直近の予定の通知を受け取ったり、イベントの招待にメールクライアントから直接返事を送ったり、いろいろ便利になります。

TorBirdy

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以前、米Lifehackerでも紹介したTorBirdy』は、ログインしたときにTorプロキシサーバーに自動で接続してくれるアドオンです。Thunderbirdのすべての通信がTorネットワークを通じて匿名化されます。メッセージの送受信に少し余分な時間がかかりますが、送信メールのヘッダーからロケーションを追跡されたくない場合は、TorBirdyが役に立ちます。

TorBirdyは送信メール/返信メールをすべて匿名化してくれますが、他のTor通信と同じく、PCからプロバイダーまでの通信経路は匿名化しません。送信メールのメッセージヘッダーで、あなたのISPやロケーション情報がだだ漏れでは意味がありませんね。でもご安心を。TorBirdyは後述する『Enigmail』をサポートしています。

Enigmail

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Enigmail』はThunderbirdでOpenPGPを使ったメールの暗号化とデジタル署名を可能にする拡張機能です。セットアップも簡単、GnuPGのインストールに少し手間取りますが、Enigmailのクイックスタート・ガイドに沿って作業すれば問題なくできるでしょう。セットアップが完了すれば、以降の送信メールはすべて暗号化され、プロバイダーを含め第三者にメールを盗聴される心配はありません。

Enigmailはかなり前から開発が停止していますが、とくに問題ではありません。ドキュメントも豊富、フォーラムやメーリングリストもたくさんあるので、問題があってもすぐに解決策が見つかるでしょう。

以上、Thunderbirdをパワフルにするオススメの拡張機能を紹介してきました。中には、有料のメールクライアントを凌駕する機能もありますよ。PostboxSparrowに大金を払いたくない人、シンプル極まりないメールクライアント『Inky』や、かっこいいけどMac限定の『Airmail』、将来有望だがまだまだ機能不足なMailbird』に魅力を感じない人は、今回紹介したアドオンでThunderbirdに新しい生命を吹き込んでみてください!

Alan Henry(原文/訳:伊藤貴之)

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