
1つの用途しかなさそうな調理器具やキッチン用品でも、必要とあればつい買ってしまいます。しかし長い目で見ると、無駄遣いになっていることもあるでしょう。今持っているモノを賢く使い回せば、お金の節約にもなり、台所もスッキリと片付きます。
今回は台所で活躍する10の使い回しアイデアを紹介しましょう。
1. ニンニクとタマネギの収納にはストッキング
雑貨屋さんやキッチン用品を売っているところには、ニンニクやタマネギを保存するお洒落な容器が売っています。お洒落なものを買っても、そんなに眺めたりはしませんよね。使い古しでいいので、ストッキングを結んで吊し、そこにニンニクやタマネギを縦に並べて入れましょう。香りの強い野菜などは、密閉容器に入れるよりも、ある程度空気にさらした方が長持ちします。ストッキングは履く以外にもいろいろと利用できるのです。
2. ケチャップの容器で完ぺきなパンケーキを作る
パンケーキ、できたては本当に美味しいですが、家で作ると後片付けが大変です。しかし驚くなかれ、ブログ「Crafter-Holic」によると、ケチャップなどの「絞り出し系」のプラスチック容器がパンケーキのディスペンサーとして使えるそう。
使い終わって洗ったケチャップ容器に、パンケーキの材料を入れてシェイクし、あとはフライパンなどに絞り出して焼くだけです。お金もかからず、用意も容器の中に石けん水を入れてシェイクするだけでよく、しばらくパンケーキを作る予定がなければ捨ててしまっても構いません。
3. エスプレッソマシンで作るスクランブルエッグ
誰かが家に来た時に、フワフワのスクランブルエッグを食べさせたいと思ったら、フライパンから一時も目を離すまいと必死になってしまうと思います。でも、この方法なら心配なしです。卵とバターと塩をビンの中に入れて、エスプレッソマシンのスチーマーの下に置きます。スチーマーをオンにしたら、卵がフワフワになるまで混ぜましょう。簡単に美味しい朝食のできあがりです。
4. 炭酸飲料のペットボトルでハエ退治
ハウツーサイト「wikiHow」に、2リットルの炭酸飲料のペットボトルがハエ退治に使えるとありました。飲み終わった炭酸飲料のボトルにある、甘くてベタベタしたジュースの残りが、虫をおびき寄せるエサとなるのです。ペットボトルの上半分を切り、逆さにして下半分に入れれば、構造的にハエが外に逃げられない形になります(こちらの過去記事も参考まで)。
5. レモネード用の粉で食器洗浄機をお掃除
アメリカには、水を入れて混ぜるだけでレモネードができる「Kool-Aid lemonade」という粉が売っています。このレモネード用の粉に入っているクエン酸が、食器洗浄機を何度も使った時に出てくる、水垢やカルシウム系の汚れを落とすのに使えます。いつも洗剤を入れているところにこの粉を入れて、何も食器を入れない状態で洗うだけです。
6. キッチン収納に書類用の棚や突っ張り棒が使える
鍋のフタを縦に収納するというアイデアは、最近ではキッチン収納としても定番になっています。昔ながらのキッチンを使っている人も、100円ショップなどで手に入る書類用の棚を使えば、簡単に鍋のフタを縦に収納できます。また、突っ張り棒やカーテンレールを使って、ラップやクッキングシート、サイズの大きなフタなど、キレイに収納しにくいものを隠してしまいましょう。
7. 鉄のフライパンならピザも焼ける
よく焼き慣らしたフライパンほど目を見張る美しい道具はありません。スクランブルエッグから、揚げ物まで幅広く活躍してくれます。ブログ「Not Martha」に、1人分の小さなピザを焼くにはフライパンがピッタリだとありました。焼けたらサッとフライパンから出すだけなので、アツアツでカリッとしたピザが食べられます。
8. 竹串でナイフスタンドを作る
100円ショップなどで安く竹串を大量に買ってきて、竹串と同じくらいの高さの容器に、竹串の先を上にして詰め込みます。そこにナイフを突き立てるように入れれば、大きさやメーカーのバラバラな包丁でも一緒に収納できる、ナイフスタンドのできあがりです(詳しくはこちらの過去記事にて)。
9. ポップコーンポッパーでコーヒーを焙煎する
コーヒーを焙煎したことがある人が一体どれだけいるでしょうか。以前に紹介した「ポップコーンポッパー」なるものを使えば、ポップコーンができるだけでなく、コーヒーの焙煎もできてしまいます。コーヒー豆を焙煎する手順については、「Coffee Geek」に詳しく載っているので参照してください。焙煎具合に細かくこだわるような人でなくても、10分ほどでできるので、週末は挽き立てならぬ、焼きたてのコーヒー豆を楽しんでみてはいかがでしょうか。
10. ワッフルメーカーはあらゆることに使い回せる万能選手
買ったはいいけど、一度使ったきりで棚の奥にしまってあったり、フリマで売りに出されたりすることの多いワッフルメーカーですが、実はあらゆることに使い回せる万能器具です。基本的に、「熱くなり、押し焼きができる小さなグリル」と考えればいいのです。ワンハンドピザやハッシュドポテトもできれば、ベーコンをジューシーに焼き上げることもできます。「Waffleizer」には、他にも独創的なワッフルメーカーの使い方アイデアが満載なのでチェックしてみてください。
Kevin Purdy(原文/訳:的野裕子)
Photo by Thinkstock/Getty Images.ランキング
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