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「おとり効果」のからくりを知って後悔しない買い物をしよう

「おとり効果」のからくりを知って後悔しない買い物をしよう

「おとり効果」というのは、以前もご紹介したことがありますが、なかなか克服しにくい悩ましい認知バイアスのひとつです。高価な商品が置いてあると、その隣の商品の印象が変わるというものです。

誰もがおとり効果に釣られた経験はあると思います。釣られないようにするには、おとり効果と闘うのではなく、自分にとって有利に利用する方がいいと「The Simple Dollar」では勧めていました。簡単に説明すると、おとり効果というのは、基本的にはマーケターが買い物客に対して有利になるための戦略です。たとえば、買い物をする時に3つ選択肢がある場合、安売りになっていない商品を、さも安売りのように錯覚させるのがおとり効果です。The Simple Dollarではクッキーを例に説明していました。

24個で3ドルのクッキーと、48個で5ドルのクッキーがある時に、他を見てみたら36個入りで5.50ドルのクッキーがありました。ということは、48個で5ドルのクッキーは本当にお得ということです!

おとり効果を自分に有利に使うには、ただ「単価だけに注目する」だけでいいのです。The Simple Dollaでは以下のように説明しています。

別の言い方をすると、すべてを単価でいくらになるか計算するだけでいいのです。箱入りのクッキーを買う場合は、クッキー1枚あたりいくらになるか計算しましょう。車を買う場合は、買おうと思っている車の燃費を計算した方がいいでしょう。

残念ながら、単価を計算してもおとり効果の影響は完全にぬぐい去れません。単価だけでなく、事前に自分が必要な量(数、ボリューム)を明確にもしなければなりません。たとえば、箱入りクッキーを買う場合は、実際にクッキーの賞味期限が切れる前に、どのくらいのクッキーを食べられそうか、ということも計算した方がいいということです。

おとり効果から逃れることはかなり難しいですが、不可能ではありません。もちろん、脳はあらゆる方法で間違った買い物をしないようにしますから、おとり効果に打ち勝てなかったとしても、他の点で正しい選択をすることもできます。おとり効果は悩ましいものですが、自分にとって有利に利用するために、以下のThe Simple Dollarのページも参考にしてみてください。

Using the Decoy Effect to Your Advantage | The Simple Dollar

Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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