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不透明な時代を生き抜くための4つの「投資生活の極意」って?

不透明な時代を生き抜くための4つの「投資生活の極意」って?

年収200万円からの投資生活宣』(横山光昭著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、「家計再生コンサルタント」として『年収200万円からの貯金生活宣言』を大ヒットさせた著者の新刊。前著のテーマが「貯金」だったのに対し、ここでは一歩進んで「お金を育てる=お金を増やす」ことにスポットを当てています。

その際に大切なのは、「消費・浪費・投資」に分けて、お金を上手に使いこなすことだとか。きょうは「投資」に焦点を当て、CHAPT.2「初めてならこれだけでOK! 1000円からの積立投信」から「ヨコヤマ式投資生活の極意」をご紹介します。

1.分けて散らす

「投資」において大切なのは、「1つのことにすべてを賭けるな」ということ。理由は、1つの金融商品に集中すると、それがコケたときに損をするから。そのため、なるべく種類を分けて投資のための資産を持つ「分散投資」がポイントになってくるのだとか。

そして分散のキーワードは「ニチガイカブサイ」(「日本・外国・株式・債券」を略したもの)。つまり資産の種類を4つに分けることが基本中の基本だといいます。(78ページより)

(1)「日本のもの」と「外国のもの」に分ける

(2)「株式」と「債券」に分ける

株式と債券の値動きは常に反対の動きをするため、両方を持つことでリスクを分散できるわけです。

2.コツコツ積み立てる

毎月少しずつ一定額で「積み立て」をすることのメリットは、次の2点。

(1)一度に支払う出費を低く抑えられる/定額でスタートできる点が最大のメリット

(2)高価格で購入する危険性を防げる/定額積立購入なら、値上がりしたときは少なく、値下がりしたときにたくさん買える。

あえてまとめ買いはせず、毎月同じ金額で、コツコツ積立購入していくのがベストということ。(86ページより)

3.長い目で考える

著者は投資生活を始める人に、「とにかく長期で」と伝えているのだとか。それは、次の2つの理由からだそうです。(90ページより)

(1)短期間での売り買いで一喜一憂しないため/短期投資で結果を求めると、勝つか負けるかといったギャンブル的要素が強くなるもの。するとハイリスク・ハイリターンの商品に手を出すはめになり、結果的に大損してしまいがちです。そこで、苦労なく、手間もなく、ストレスもなく、コツコツ儲けるために、長い時間をかける投資がベスト。金融商品の価格はいずれにしろ動くものだ、と心得ておくべきだといいます。

(2)「市場は伸びていくものである」という大前提があるため/大恐慌や暴落時に壊滅的な痛手を逃れることができた人たちの共通項は、生きるために必要なお金やピンチのときに使う「守るお金」を別にとっておき、「攻めるお金」だけで投資にのぞんだということ。長期間、保有し続けることで恐慌や暴落を乗り越え、市場成長の恩恵にあずかれるわけです。

4.手数料を意識する

投資の対象となる金融商品はどれも、銀行預金以上に手数料がかかるもの。(94ページより)

  • 販売手数料
  • 株式売買手数料
  • 信託報酬(投信の管理にかかる手数料)
  • 信託財産留保額(中途解約手数料のようなもの)

などがあり、これらの手数料はすべて金融機関の儲けとなります。だからこそ、この部分を以下に少なく抑えるかが重要になってくるというわけです。

家計相談の現場で、著者は必ず、以下のようにアドバイスしているのだとか。

「お金は、有意義な人生を送るためのツール。そのツールをうまくコントロールして使いこなせるようになることが最終目的ですよ」

(10ページより)

たしかに不透明な時代だからこそ、できる範囲で「投資」を意識することは大切かもしれません。というわけで、興味を持った方はぜひ目を通してみてください。

(印南敦史)

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