特集
カテゴリー
タグ
メディア

「よろしかったでしょうか?」は間違い! 相手に好印象を与える「言い換え」フレーズ

「よろしかったでしょうか?」は間違い! 相手に好印象を与える「言い換え」フレーズ

営業や接客対応、プレゼンなどでの言葉づかいには誰でも気を遣うもの。「これで正しかったっけ」と悩む瞬間は少なくないのでしょうか? そこで目を通しておきたいのが、『圧倒的好印象を与える"言い換え"ベストフレーズ集』(唐沢明著、宝島社)。

15年前から、大学や企業セミナーで敬語やコミュニケーションについての講義をしているという著者が、間違えやすい言葉を正しい言い換え・言い回しにし、わかりやすくアドバイスした書籍です。

いくつかをピックアップしてみましょう。

誤用1.(かかってきた電話に対して)「いま部長はいらっしゃいません」

◯ おりません

例 ただいま部長はおりません

社内の人間の説明をする際は、自分の上司や社長であったとしても、社外の人が目上になるように表現するもの。

◎ はずしております

例 部長はただいま席をはずしております

また、「いない」や「〜しない」という否定後はなるべく使わない方がベター。詳細な内容まで伝えることは不要だといいます。(以上28ページより)

誤用2.「わかりました」

◯ かしこまりました

例 かしこまりました。すぐ対応いたします

「わかりました」は対等な関係に使う言葉。ただし、なにかにつけて「かしこまりました」を連発するとマニュアル感が出てしまうので、使用するタイミングが重要。

◎ 確かに承りました

例 ご依頼、ありがとうございます

確かに承りました

頭に「確かに」をつけると、ていねいに受けている印象が生まれるそうです。(以上29ページより)

誤用3.「すみませんが、やってもらっていいですか?」

◯ 恐れ入りますが

例 恐れ入りますが、修正していただいてもよろしいでしょうか?

依頼する際に「すみません」では、敬意を表すことは不可能。「恐縮しています」「申し訳ない」という気持ちを表すためには、「恐れ入りますが」というクッション言葉を使うべき。

◎ お忙しいところ恐れ入りますが

例 お忙しいところ恐れ入りますが、修正していただいてもよろしいでしょうか

「ご面倒でなければ」「恐縮ではございますが」などクッション言葉のバリエーションを用意しておくことも大切。(以上30ページより)

誤用4.「1万円からお預かりします」

◯ ◯◯円、お預かりします

例 1万円、お預かりします

金額に「から」は使わない。「〜から」は「場所を示す言葉について動作の敬意を示す」「原因・理由を示す」意味。

◎ ◯◯円、頂戴いたします

例 1万円、頂戴いたします

「◯◯円ちょうどからお預かりします」も間違い敬語。「〜頂戴いたします」とスッキリした敬語を使うのが正解です。(以上45ページより)

誤用5.「以上でよろしかったでしょうか?」

◯ よろしいでしょうか

例 こちらのタイプでよろしいでしょうか?

「よろしかった」と過去形にするのは間違い。現在進行形の内容に対して、過去形は使わない。

◎ 恐れ入りますが、〜でよろしいでしょうか?

例 恐れ入りますが、こちらのタイプでよろしいでしょうか?

頭にクッション言葉をつけて、より丁寧に確認する態度が必要。(以上53ページより)

このように、日常で頻繁に使われるフレーズの間違いが簡潔に説明されているため、ビジネスシーンでの使い勝手は抜群。また50音順に並んでいるので、気になるフレーズをサッと確認することもできます。バッグに入れておけば、とても役に立つはずです。

(印南敦史)

swiper-button-prev
swiper-button-next