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仕事中のソリティアは判断力を高めるという研究結果

仕事中のソリティアは判断力を高めるという研究結果

Inc.:気を紛らわせると考えが深まるとの研究がなされました。ただし、成果は気晴らしの種類に左右されるようです。

実証したのは仏・トゥールーズ大学での実験です。ある課題に対して取り組む3つのグループを用意し、それぞれ判断を下す前に(1)単純なゲームで気を紛らわせる(2)複雑な気晴らしゲームを行う(3)静かに課題に集中する時間を設け、その成果を比較しました。気を紛らわせることをすると、考えが深まると研究者は言います。

学会機関紙の「Psychological Science」で発表されたある論文によると、判断を下すには意識を集中させているときよりも、気晴らしを取っているときの方が良いそうです。

フランスにあるトゥールーズ大学のMarlene Abadie教授による実験で、被験者は、複雑な問題解決の課題を与えられました。その後、単純なゲームで気を紛らわせたグループ、複雑な気晴らしゲームを行ったグループ、問題解決の課題に集中し熟考する静かな時間を与えられたグループに分かれました。

その結果、数字合わせのような単純なゲームで気を紛らわせたグループの正答率は75%だったことがわかりました。一方、気晴らしをする機会を与えられなかったグループは40%の正答率でした。

しかし、気晴らしをすることで良い判断を下せるという「無意識思考効果(unconscious-thought effect)」を高めるには、気を紛らわせるのにも単純なものでないとうまく働かないようです。というのも、複雑な気晴らしゲームを行ったグループの正答率は、40%だったからです。

あなたも次に大きな決断をしなければいけないとき、マルチタスクをするのではなく、ソリティアでもやって、脳をすっきりさせましょう。

Distractions Can Help You Make Better Decisions | Inc.

Francesca Louise Fenzi(訳:駒場咲)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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